9日の日経平均株価は27,940円となりました。
日中の値幅は700円近くもあり、非常に動いた一日でした。
200日移動平均線を反発して終わりました。
値上がり銘柄も907銘柄と非常に多く、
売買代金も3兆円を超えていました。
底打ちと断言は出来ないのですが、概ね良い頃合いだと思いました。
なぜなら安値が27,419円まで下がっており、
売りが売りを呼んで、買いが投げに投げられて、
ある程度整理された感があります。
特に午後1時半ぐらいからの動きに凄まじいものがありました。
猛烈に買い上がっていき、大引けで27,940円となりました。
8日の窓をそっくりそのまま埋めたような形となりました。
万が一、月曜日に窓を開けて上昇することになったら、
チャートの形状は明けの明星という大きな底打ちの酒田五法の形になるかもしれません。
ただアメリカ株と債券の関係性がこじれてしまったりすると崩れる可能性はあります。
米国市場を見ると、10年債の金利が上がっています。
やはり金利の上昇が日本株のトリガーなのではと思います。
そして9日の相場を牽引したのは半導体銘柄でした。
特に半導体の中でも素材関連が強かった印象です。
景気敏感指数であるNYダウ輸送株平均ですが、
チャートを見ると下放れて、安値更新しています。
半導体やラッセルなどの指数が非常に反発を示唆してはいますが、
このNYダウ輸送株平均をみると5月の安値まで行きそうな感じがあります。
なので来るかもしれないとは念頭に置いといたほうがいいと思います。
今回は本田先生が選ぶ高配当で直近業績好調な銘柄を紹介します。
【9104 商船三井】
海運大手3社の一角です。
鉄鉱石や石炭などを運搬する大型バラ積み船や
原油タンカー、プロダクトタンカーなどを幅広く手掛けており、
LNG船、自動車船では世界最大規模となります。
伊藤忠商事などとシンガポールで舶様燃料供給網(アンモニア)の共同開発も行っています。
【9432 日本電信電話(NTT)】
NTTグループの持ち株会社で、ドコモが主力です。
固定電話独占、光回線も高いシェアを占めています。
海外開拓・提携に注力しており、国内の成長には限界があり、
IT軸に海外を成長の鍵に据えています。
クラウド関連など海外企業買収に積極的です。
【4202 ダイセル】
特色ある化学メーカーで、高機能樹脂(エンプラ)が新たな柱です。
有機合成、酢酸セルロース、エアバック用ガス発生器等が主力です。
たばこフィルター用では国内トップシェアを誇ります。
自動車向けなどの高機能自主エンジニアリングプラスチックス等も併営しています。
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