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日本株ETFにレバレッジ規制が!?

7月1日の市況解説

1日の日経平均株価は28,707円と5日続落となりました。

日本株が自重に耐えきれず、買い手がいないことも影響して、

落ちてきている印象を受けました。

 

日経平均のチャートを見ると、

並び黒から三羽烏の形状になりました。

酒田五法という昔からあるローソク足の罫線分析方法の一つで、

不吉なサインが出ている状況となっています。

 

直近で日経平均が上昇した2月・3月に、

信用買いが非常に増えて、今は信用買い残は3.4兆円まで膨らんでいます。

信用取引はだいだい6ヶ月まで保有できるので、

それを考慮すると、8月~9月までは

この上値の重たさがある程度は続くと考えています。

そのことを踏まえた上で、

7月、8月は色んな有望株を仕込む時期になるかと思います。

 

株式を見ると、今日は7096 ステムセル研究所

年初来高値を更新して、ストップ高となりました。

また3919 パイプドHDも年初来高値を更新しています。

こちらは小型株ですが、WEB広告などのデジタルマーケティングに特化した企業です。

所謂デジタルトランスフォーメーション(DX)銘柄で、非常に良い業績を出していました。

 

 

 

レバレッジ規制でETFがピンチ!?

レバレッジ型やインバース型のETFの保証金率を

最大2倍まで引き上げるというニュースが話題になりました。

これは投資できる金額の縮小を意味しており、

デレバレッジやテーパリングと同じ効果があります。

 

この規制の背景には、レバレッジ型やインバース型のETFは

長期投資には不向きであるにも関わらず、

信用取引で売買している人が多い現状が影響しています。

 

 

 

現状の相場観

長期投資のタイミングが近づいてきていると思います。

ただ今はまだ水準が高いので、もう少し下がってから、

業績が良いものを狙いたい所です。

しかし7月中旬や下旬になると業績発表シーズンになるので、

そこでまたリバウンドが起こると、買いのチャンスが遠のいてしまうと思います。

そうなると秋まで待つのも一つの手かと思います。

 

日経平均株価に関しては、

2月・3月の高値を越えられる様な材料が見当たらないので、

大きな上昇は難しいかと思います。

そしてTOPIXは直近数ヶ月は日経平均に対して非常に強い状態です。

 

 

 

本田先生紹介銘柄

今回は人材派遣関連銘柄で業績が好調なものをご紹介します。

 

【2427 アウトソーシング】
人材派遣・業務請負の中堅企業で、

自動車や電気機器を中心とした工場製造ラインへの人材派遣・請負が主力です。

5G関連技術者派遣の需要も高いです。

コロナ禍の影響も小さく、過去最高益更新の見通しとなっています。

 

【2471 エスプール】
コールセンターや携帯電話販売店などへの人材派遣と障がい者雇用支援が主力です。

障がい者支援では農園事業も好調です。6期連続最高益となっています。

 

【6563 みらいワークス】
フリーランスのコンサルタント等のビジネスマッチングサービス「フリーコンサルタント.jp」が主力です。

登録人材は14,000人超でDX支援もしています。

業績はコロナ禍の影響をやや受けましたがV字回復しています。

 

【4318 クイック】
看護師や建設関連などの専門度の高い職種の人材紹介・派遣が主力です。

配当利回り3.4%も魅力的です。

 

【2181 パーソルホールディングス】
業界2位の人材総合サービスで、派遣・請負やWeb媒体等の人材紹介を展開しています。

ITエンジニア人材派遣が好調です。業績もV字回復となっています。

 

 

 

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