7日の日経平均株価は28,366円と急落しました。
低ボラティリティが続いており、
ちょっとした刺激があれば、たちまちプットオプションが炸裂し、
急落しやすい状況が続いていたので、結果その通りになったと思います。
株式にもよりますが、7日の相場は株の買い場だったと思います。
暴落時にこそ値上がりランキングなどをチェックしておいた方が良いと思います。
上昇している時は銘柄選定さえ間違えなければ概ね上昇します。
しかし地合いが悪い時こそ、
本当に投資するべきテーマや銘柄が見つかりやすい状況になっています。
7日の株式ではデジタルトランスフォーメーション(DX)銘柄が強かった印象があります。
海外では中国のテック企業が軒並み下落しました。
これは海外上場の規制が原因です。
この下落が足を引っ張るような展開で海外株が下がりました。
海外株が上がっても日本株が上がらない状況でしたが、
反対に海外株が下がると日本株も下がるといった状況になりました。
そして金利も低下しています。
金利の低下は日本株の重石になっていますが、
アメリカのハイテク株には追い風になるので、NASDAQは上昇しています。
チャートを見ると買い場が近いと思います。
今年1年間のオシレーター系のテクニカルでは買いだと示唆しています。
7日のNT倍率も非常に低下していたので、
日経平均株価が上がりやすいという意味では、買い場が近いと思っています。
日経VIは日本の恐怖指数で、
投資家が将来の市場の値動きをどう想定しているかを示す指数です。
市場参加者の気が大きくなると、日経VIは低下をし続けます。
反対に市場参加者の気が小さくなると、日経VIは上昇します。
この日経VIが遂に直近安値付近まで下落しています。
つまり総楽観状態とも言えます。
コールを売り買いしている人が少なく、
プットも買っている人が少ない、
そしてプットを売っている人が多い状況です。
なので日経平均株価はオプション市場でいうと
非常に楽観状態にありました。
しかし日経VIは陰線となっており、
ボラティリティを抑えられてる状況となっています。
急落が起きる条件としては、
VIX恐怖指数や日経VIの楽観にあります。
やはり全ての暴落は楽観状態から始まると思います。
そして信用買い残もまた増えており、3.4兆円となっています。
信用の売り残は減って、0.7兆円となりました。
信用買い残が多い状態となっています。
このようなタイミングで米国株が調整し始めると、
日本株のタイミングの悪さを感じます。
また売買代金も少ないので、相場が下がりやすい状況に拍車がかかっています。
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