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来週の日経平均はどうなる!?4月のSQ相場予想と投資戦略!

今週の振り返り

先週を振り返ってみるとまずはワクチンの報道です。

バイデン政権がワクチン関連のポジティブな会見をして

そして巨額なインフラ投資計画を発表しました。

それによって金利が連動するような上昇も少し鈍化する形となりました。

諸々落ち着いてきたところでS&P500が新高値を更新して、

日経平均もとても高い一週間となりました。

しかしTOPIXの方は安かったです。

 

千竃のトレードを振り返ってみると

今週は前半良くて、後半悪かったなと感じています。

やはり金曜日の急騰が予想できなかったことが悔やまれます。

 

金曜日には雇用統計がありました。

欧米は休場でしたが、雇用者数は市場予想よりも増えて

増加数は7カ月ぶりぐらいの水準でした。

失業率は市場予想通りでしたが経済を再開したということで

外食などの雇用者数が増加していたと思います。

経済が好転してインフラが進んで

金利も上がるのかなと思っていたのですが、全く上がりませんでした。

NASDAQやNYダウの先物CFDはとても強かったです。

 

ドル円は少しだけ反応しましたが、日経平均CFDを見る限りだと

雇用統計を好感した、週明けの30000円スタートあたりが見えてきます。

 

 

 

VIX指数の動きに要注意

今週一番感じたのがVIX指数の急落です。

金曜日のYouTubeでも解説したのですが

市場のオプションを使った恐怖心理が急落しています。

かなりの楽観の状態に傾きました。

 

VIXが急騰後からの急落した例について調べてみました。

図は2015年チャイナショック時のVIX指数です。

2015年チャイナショック時に50ポイントぐらいまで上昇して

そこから緩やかに上値を切り下げています。

これと同じ現象が2021年の相場でも、コロナショックを経て行われています。

やはり緩やかに20ポイントが上値になっていき、

2017年にはVIX指数が20ポイントを超えませんでした。

これはぬるま湯相場、「ゴルディロックス相場」と言われています。

2017年のケースに2021年もなる可能性を考えると、

物凄く緩い相場をイメージしています。

2017年のVIX指数の下値は10ポイントぐらいまでありました。

オプションもプットが大変小さくなって、反応しなくなりました。

 

もし2017年型のゴルディロックス相場の様になるとしたら結構面白いことになると思っています。

そんな可能性も想定してはいますが、VIX指数についてはこれからも注意していきたいと思います。

 

 

 

来週はSQ週

来週はSQ週になります。

投資のスケジュールでいうと4月のマイナーSQがあります。

アメリカは月曜日にISM非製造業景況指数の発表があります。

国内だとユニクロの9983 ファーストリテイリングの第2四半期決算発表があります。

動向によってはSQ値が短期的にブレると思います。

 

過去の4月のSQ週の日経平均の推移からみてだいだい強い傾向にあります。

よって、プットオプションの売りで良いと思います。

 

4月に入ってから半導体が買われて、日経平均型も買われて以前の相場に戻った印象があります。

日経平均がハイテク株中心に強く、TOPIXは弱いという形になっています。

日銀の政策変更によって、日経売りのTOPIX買いが高まり過ぎて

4月に入って巻き戻されている印象を感じます。

 

 

 

主役は半導体

今週の相場を牽引したのが半導体市場でした。

引き続き来週はグロース株優位で、半導体セクター優位の状況が続くとみています。

 


先週もご紹介しましたが6323 ローツェです。

半導体製造ラインに用いる輸送装置を取り扱っています。

台湾TSMCと非常に連携感がある企業です。

PERは意外と安く20倍台で、時価総額は1500億円となっています。

ちなみに同じく半導体銘柄で上昇している6920 レーザーテックのPERは100倍台です。

そう考えるとローツェは結構安いなと思います。

やはり設備投資の競争が生まれる市場は活性化している証拠なのでこれからも注目です。

 

 

 

4月初めから盛り沢山の株式ニュース

4月は様々な株式のニュースが溢れていました。

日立製作所の米国テック企業の買収など、日本人は買収が下手なイメージがあるので

それが株価に影響されていると思います。

 

アルケゴスを巡る野村ショックもありました。

まだ正式な損害額が見えてこない中で、買おうとするのは控えた方がいいと思います。

 

そして4月25日に北海道の衆議院補欠選挙があります。自民党の求心力が問われるところです。

今この状況で解散はないとは思いますが、恐らく自民党は負ける気がします。

 

あとはやはり個人的に気にしているのはコロナの感染拡大です。

株価や指数には大して影響はないと思います。しかし個別株、特にアフターコロナ銘柄に関しては

ワクチン接種までまだかかりそうなので、4月から5月が正念場だと思います。

 

 

 

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