暁投資顧問

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背景にあったのはリスクオフではなくリバランスだった!?

3月25日の市況解説

日経平均は反発しており、上げ幅は300円ぐらいありました。

バリュー株も前場よりは高くありませんでしたが少し持ち直したようにみえます。

売買代金は2.7兆円とそれなりにありました。

今日は実は買いサインが出るのではないかと思い、その旨をレポートでお送りしました。

 

 

TOPIXの方は昨日の高値を中々超えられることができませんでした。

少し上げ過ぎな部分があるのではないかと思っています。

 

 

スケジュール的には権利付最終売買日がある前の週末でロングを持つのはありかと思いますが

今日の今のこの感じだとロングは持てないかなと思います。短期的だったら良いと思います。

 

バリュー株の中で金利に敏感な銀行株などは戻し切っていない状況なので

戻してからでもいいかなという印象です。

 

 

 

 

 

目が離せない!米国7年債入札

今週は米国債の2年債・5年債・7年債の入札があり、今日は7年債の入札があります。

いわゆる補完的レバレッジ比率(SLR)の緩和終了の余波が出るのではと警戒をしています。

 

なぜ7年債の入札に警戒をしているのか?

それはちょうど1ヶ月前の2月25日も7年債の入札が非常に軟調で

マーケットが金利ショック安になったからです。

そして今日ちょうどリバウンドをしているので警戒を伝えやすいかなと思っています。

 

 

 

 

 

イマイチな結果になったオプショントレード

オプションですが、26000円のプットの買いをアドバイスしていましたが

陰線にやられてしまい、ロスカットをしました。

またコールオプションでも29500円のコールの買いをリバウンド狙いでアドバイスしていましたが

返済してから上昇するという結果になってしまいました。

今日のオプション市場は下落の期待値が剥がれたという印象です。

元々プットオプションはそこまで売買高がなかったので

ひと相場が終わったかどうかでいえば、もう1回振ってくる可能性はあるのではと考えています。

そこが最後のロングポジションの逃げ場かなと思います。

コールオプションに関しては始値から反発しています。

今日はコールの方の出来高が多いです。

 

 

 

 

 

オプションの証拠金はSPANシミュレータで確認を!

昨日紹介した注目オプションですが

スマホのアプリだと証拠金がやけに高いというご相談が寄せられております。

スマホのSBI証券のアプリよりはパソコンでSPANシミュレータを使った方

より正確な数字が出ますのでご参考になさってください。

 

 

 

 

 

対LINE包囲網から考える次のテーマ株

金融庁がLINEペイに報告命令をだしたことが話題になっています。

対LINE包囲網が出来上がりつつあります。

4月に入ると結構相場が変化するので

サイバーセキュリティ関連のテーマなどが浮上してきそうな予感があります。

もちろん対LINE包囲網だけではなく対中国包囲網でも

デジタルトランスフォーメーションに関するセキュリティ部分のチェックなどが物色されそうな気がします。

引き続きLINEの情報には少し注意しておきたいところです。

 

 

 

 

 

各国の指数を比較すると見えてくるもの

アメリカの主要2指数であるS&P500とナスダックですが

まるでチャートが違いません。

ナスダックは弱く、リボンチャートを行ったり来たりしています。

 

 

S&P500に関してはチャートの形は別に悪くはなく

リボンチャートを逸脱した動きも特に見当たりません。

 

ただ問題なのはナスダックの弱気が気になります。

 

 


新型コロナの変異種、ロックダウンなどで騒がれている欧州ですが

ドイツの株価指数であるDAX指数の様子をみると陽線ばかりで陰線がありません。

基本的に買い意欲が相当強いなと思いました。

欧州株は特に不安を感じません。

 

新型コロナの変異種の拡大やロックダウンなど

ドキリとさせる見出しは出ていますが

DAX指数は強いなと改めて思いました。

 

 

なので今までの考えを変えて

世界的なリスクオフではない可能性を感じています。

世界的なリスクオフでしたら、恐らくVIX指数が反応してきますが

VIX指数に反応がないので世界的なリスクオフの可能性は低いように思えます。

 

 

 

 

 

世界的なリスクオフというよりはリバランス

四半期末のリバランシングは株から債券への大きな変化になると言われてます。

アメリカでは株式から債券への流入総額がだいたい10兆円程度になりそうです。

 

 

また、スエズ運河の事故やコロナウイルスの変異、日銀の政策変更と

最近は悪材料が重なりました。

特に日本株市場ではこの日銀の政策変更の影響が大きかったように思います。

 

 

そして、もしリバウンドがあったとしても年度末の月末売りが多いので

月末にかけては下げやすいかなという予想をしています。

 

 

押し目か戻り売りかと考えると

押し目としてエントリーすることは日柄的には厳しいなと思います。

押し目はやはり年度末の明けがリスクとリターンから見ていいのではと思います。

 

 

 

 

 

 

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