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株価急落の背景は経済指標の悪化と景気後退というマインドの悪化

注意書き①

7月1日の相場解説

1日の日経平均株価は25,935円と3日続落となりました。

市場は景気後退の懸念に包まれています。

ここ1年辺り堅調だったコモディティ市場にも陰りが見えた状況でした。

 

株式市場を見ると、全33業種全てが下落となっており、

株の投げ売りが加速していることが分かりました。

やはり30日に発表された鉱工業生産指数や1日発表された日銀短観などの

日本経済指標の悪化や景気後退というマインドの悪化の影響が出始めている様に思います。

そして「サハリン2」の無償譲渡命令の影響で、

8031 三井物産は5.51%の下落、8058 三菱商事は5.38%と大幅下落となりました。

政府も商社もある程度予想はしていたとは思いますが、

こういったことが実際起こると独裁政権の国に投資をしている他の日本企業も

同じような運命を辿るのではないかと思ってしまいます。

経済の第3次世界大戦は始まっていると思います。

全体的に悪い日本相場だった中、猛暑関連銘柄の4825 ウェザーニューズが6.64%の上昇をしていました。

 

日本市場が全体的に悪化した中、有名投資会社のゴールドマンサックスの

オプションの動向が大きく変化をしていました。

 

 

 

オプション市場の様子

220701プットオプション
図のプットオプションの出来高上位ランキングを見ると、

上位を占めているのが、25000円、25500円、24500円、

そして22000円のプットオプションとなっています。

そしてこの4つのプットオプションの出来高だけで売買枚数が10,000枚を超えています。

6月にはこのような規模はありませんでしたが、

7月になった途端このボリュームなので、危険を感じます。

そしてこのプットオプションの出来高を見る限り、

恐らくはゴールドマンサックスの仕業ではないかと思います。

 

 

 

日銀短観の悪化

1日に日銀短観が発表されました。

日銀短観とは正式には「全国企業短期経済観測調査」といい、

日本銀行が年4回行う統計調査のことをいいます。

全国の企業動向を的確に把握する経済指標です。

調査の翌月に発表されるので、経済予想に適した指標と言われています。

大企業製造業DIは5ポイント悪化して2四半期連続の悪化となりました。

非製造業DIは+13ポイントとなり、2期ぶりの改善となりました。

何とか非製造業が支えているという形になりました。

 

 

 

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