暁投資顧問

おかげさまで10周年

米国株も日本株も相場の地合いが最悪に。

注意書き①

10月11日の相場解説

11日の日経平均株価は26,401円と700円超安の大幅下落となりました。

NY市場の暴落によって先週作られていた底打ちの期待は殆ど剥がされる形となりました。

マーケットの混乱の発端になったイギリスでは

再び英国債の売りの嵐が起きており、金融事変が未だに収まりません。

ただ米国株に関しては非常に良い長期投資のタイミングだと思います。

 

日本株式市場を見ると、半導体銘柄の大幅下落が目立ちました。

そしてこの半導体銘柄の下落が今回の日経平均株価の下落の要因だったと思います。

6146 ディスコは4.45%の下落、8035 東京エレクトロンは5.49%の下落、6857 アドバンテストは4.9%の下落となりました。

また今の様な逆金融相場や逆業績相場でなければ、11日に業績発表があった6323 ローツェ

非常に評価される業績だったのですが6.16%の下落となりました。

一方で上昇していたのが小麦やとうもろこしのETFで、1695 WisdomTree 小麦上場投信は5.6%の上昇、

1696 WisdomTree とうもろこし上場投信は5.61%の上昇で年初来高値更新となりました。

またこういった状況下でもインバウンド関連銘柄は好調で、

3926 オープンドアは1.55%の上昇、6191 エアトリは0.8%の上昇、

6561 HANATOUR JAPANはなんと6.25%の上昇となりました。

そして意外にもこんなに乱暴に動いている相場の中で、

9432 日本電信電話(NTT)は0.81%の上昇で高値目前となっていました。

なので上がる株は上がるし、相場はサイクルを見ていると思いました。

 

オプション市場を見ると、プットオプションが異常に盛り上がっており、

特に26,000円のプットオプションの出来高は4000枚以上となっていました。

 

 

 

米国市場の様子

221011Intel
米国市場では今半導体銘柄が暴落中であり、特に図のIntel株が大暴落状態となっています。

チャートの矢印の線が200日移動平均線ですが、この移動平均線と株価の乖離率が何と40%にもなっています。

コロナショック時でさえ10%程度だったものが今では40%になっているので、暴落の大きさを感じさせられます。

 

米国の景気後退論が台頭してきています。

JPモルガンのCEOはS&P500はここから更に20%も下落するので警戒するよう発言していたり、

著名投資家のキャシー・ウッド氏はFRBへの批判を展開しています。

米国の景気後退で一番ポイントになるのがその時期と深さだと思います。

正直これだけ労働市場が過熱しているので、恐らく景気は復活すると思います。

ただこういった状況になってしまったのは、コロナ禍において金をばら撒きし過ぎたからだと思います。

 

 

 

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