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荒れたNY市場。FOMCで何が起きた?

注意書き①

荒れた米国市場

2日のNY市場は注目されていたFOMCの発表がありました。

FOMCが公表された直後はNYダウは上昇していました。

それは12月の利上げ幅が0.75%ではないと錯覚してしまったからです。

しかしパウエルFRB議長の会見で最終的な金利の想定は従来のよりも高い水準にあり、

長期間に及ぶことも想定しないといけないといった発言が出たため、

マーケットは我に返ってしまい、高値から1000ドル近く下がってしまいました。

 

NASDAQも3%以上下落しており、米国債10年金利は1.6%の上昇となりました。

半導体指数も下落しており、好業績によって勢いが出てきた日本株は釘を刺された形となりました。

とはいえ千竃としてはそこまで深刻に心配する必要はないと思います。

なぜならこれだけNYダウが下落した割には恐怖指数であるVIX指数はそこまで上昇していなかったからです。

 

そして米国の金利が騰がると反対に金が売られますが、

米国の政策金利は最終的にはインフレ率と共に推移していくものなので、

5%ないしは5.25%といったところになるのではないかと思います。

なので今の金は2020年の水準まで下がっているので、

金に関しては来年辺り結構面白い位置になるのではないかと思います。

 

 

 

我に返った米国市場

FOMC前の相場風景を振り返るとWSJのニック氏の提灯記事によって、

ドル売りを呼び込み、そして米国株は歴史的な上昇をしていきました。

この流れで生まれた楽観が2日の相場を呼び込んでしまった形になりました。

 

今回のFOMCではパウエルFRB議長が、

利上げをやり過ぎるリスクよりも利上げをしないリスクの方が高いと明言しました。

最終的なFF金利とその高金利の維持期間が大事となり、

今後は賃金やCPIが重要になってくるということが今回のFOMCで分かりました。

なので最低でも半年ぐらいは雇用統計やCPIなどが重要なイベントして注目され、

市場が振りまわされるのではないかと思います。

 

 

 

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