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FRBとは?FRBの役割や日本銀行との違いをわかりやすく解説!

注意書き①

FRBとは?

FRB(Federal Reserve Boardの略)とは、アメリカの中央銀行のことです。

なお、日本語では「連邦準備理事会」と言われています。

 

FRB自体は独立した政府機関であり、日本でいうと「日本銀行」のような存在です。

「物価」や「金融」の安定を実現させ、アメリカの経済を押し上げることを目標としています。

 

なお、FRBは7名の組織で構成されており、

FOMC(連邦公開市場委員会)でアメリカにおける金利の上下や今後の金融政策を決定しています。

FOMCは基本的には年8回の開催ですが、緊急時には随時開催されるのが特徴的です。

 

 

 

FRBの組織構成

FRBはワシントンD.Cに本籍があり、7名の理事(うち議長1名、副議長1名)で構成されています。

 

なお、FOMCはFRB(7名の理事)の他、連邦準備銀行(地区の中央銀行のようなもの)の総裁5名で構成され、

合計12名で会合が行われます。

 

アメリカの12地区それぞれに連邦準備銀行があり、その中の5名がFOMCの投票権を持っているのです。

 

 

 

FRBは世界の経済に大きな影響を及ぼす

FRBは、世界中の金融関係者や投資家がその動きに注目しています。

また、アメリカの今後の金融政策を決めるFOMCは、世界中の株価や経済に大きな影響を及ぼします。

 

なぜなら、アメリカが世界経済の中心であり、アメリカを中心に経済が回っているからです。

だからこそ、アメリカの金融政策は世界への影響が大きいのです。

 

 

 

FRBと日銀の違い

FRBも日銀(日本銀行)も経済を安定させるといった目標を掲げていますが、

FRBは「雇用の最大化」といった目標も掲げています。

 

雇用の最大化は失業率を下げることでもあり、失業率を下げることで賃金と物価が上昇していきます。

 

【賃金と物価上昇の流れ】

1. 失業率が低いことで人材が見つからず、企業は人材を確保するために賃金を上げる

2.人件費によるコスト増加の利益減少分を補うため、商品やサービスの価格を上げる

3.賃金と物価が同時に上昇する

 

ただ、上昇しすぎると家計や企業に大きな負担がかかるため、金利を上げるなどして景気を抑え込むことあります。

景気は良くも悪くもなるので、難しい舵取りを常に迫られています。

 

 

 

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