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ドルインデックスの種類について

注意書き①

ドルインデックスとは何か?

ドルインデックスは、アメリカ合衆国ドルの強さを示す指数を指します。

インデックスは指標・指数と訳します。アメリカ合衆国ドルは、世界中の貿易の決算通貨です。

アメリカ合衆国ドルは全世界の経済が成立しないといわれる法定通貨です。

アメリカ合衆国ドルが基軸通貨となり全世界の経済が動いています。

全世界の政府・中央銀行・金融機関・投資家等はアメリカ合衆国ドルの動向を注視しています。

 

 

 

ドルインデックスの種類

「ドルインデックス」を公表する代表的な機関を紹介します。

①ニューヨーク商品取引所(NYBOT)

②インターコンチネンタル取引所(ICE)

③アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)の3機関です。

世界中で多用させている機関がニューヨーク商品取引所(NYBOT)のドルインデックスになります。

「ドルインデックス」の推移をリアルタイムで公表しているので指数を把握できます。

ニューヨーク商品取引所(NYBOT)とインターコンチネンタル取引所(ICE)の「ドルインデックス」は同等とされています。

もう一つのアメリカ連邦準備制度理事会(FRB)は、アメリカ合衆国の中央銀行です。

アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)の「ドルインデックス」の公表はリアルタイムではなく、1日1回です。

ニューヨーク商品取引所(NYBOT)とインターコンチネンタル取引所(ICE)は

先進国の通貨と対比して指標を公表しているのでリアルタイム性が求められます。

しかし、アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)は

中華人民共和国の人民元と対比して指標を公表するので1日1回になっています。

 

 

 

ニューヨーク商品取引所(NYBOT)の特徴

ニューヨーク商品取引所(NYBOT)が公表する指標の対比構成にユーロ(€)要素が多めであることです。

欧州の法定通貨は歴史と信頼性があります。

そのため、ニューヨーク商品取引所(NYBOT)が公表する指標の対比構成にユーロ(€)要素が多くなっています。

また、中華人民共和国の人民元は、直近10年ほどで急速に成長してシェアを広げています。

しかし、国際的な歴史と信頼度は高位ではありません。

社会主義国は予測できない政策を実行する可能性があるからといわれています。

そのため、ニューヨーク商品取引所(NYBOT)が公表するドルインデックスは法定通貨の歴史と信頼性を重視しています。

 

 

 

アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)の特徴

前章で紹介しましたが、アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)はアメリカ合衆国の中央銀行で、日本の日銀と同じです。

アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)は、欧州・先進国のよりも中華人民共和国の人民元の構成要素が多いことです。

現在はアメリカ合衆国と中華人民共和国で経済摩擦による負の要素が多くなっていますが、

アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)は対中華人民共和国との交易に即した指標を公表しています。

こちらはリアルタイム性が求められないので1日1回の公表に至っています。

 

 

 

まとめ

全世界の政府・中央銀行・金融機関・投資家等が注視する指標はニューヨーク商品取引所(NYBOT)の公表値です。

その理由は3つあり、

①市場に即した法定通貨が選別されていること

②リアルタイムで更新されていること

③先物商品としてトレードされているので分析し易いことです。

そのため、どの法定通貨を売却してUS&を購入するか見極めることができるドルインデックスです。

2022年2月に発生した不幸なロシアのウクライナ侵略によって

ロシアへの経済制裁によるルーブルの相場は下落しています。

ロシアのウクライナ侵略が終結するまで、指標値は落ち着かないようです。

 

 

 

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