暁投資顧問

おかげさまで10周年

4月の日本株は強い?4月のアノマリーについて徹底解説!

4月は海外投資家が買ってくる月

今日は4月のアノマリーについて解説したいと思います。

4月は外国人投資家が日本株を買いやすい月になります。

もちろん年度が終わったことからの期待感というものもありますが

一番のポイントは政府の予算が一番執行されやすい月ということです。

そういった期待感や機関投資家の運用再開など

色々なものが複合的に絡み合って

4月は海外投資家が日本株を買いやすくなります。

 

 

 

 

 

海外投資家の4月の売買動向

海外投資家の4月の売買動向を調べてみると分かりやすいです。

2000年は売りに傾いていましたが

2001年~2019年までは4月の日本株の売買動向は

ほぼほぼ買い越しとなっています。

この歴史的なアノマリーが崩れたのがコロナショックです。

長い間ずっと破られてこなかった「海外投資家は4月に買う」というアノマリーが

コロナウイルスによって覆されました。

これは非常に残念な結果になってしまいました。

 

 


その当時の日経平均を振り返ってみましょう。

4月の日経平均のチャートを見ると

18000円からのスタートで現物は売り越しですが

日経平均の推移を見てみると

18000円から20000円までほぼノンストップです。

 

 

いわゆる4月は上がるアノマリーは

投資部門別では海外投資家は買っては来ませんでしたが

数字単体で見ると4月の初めから末までは

このアノマリーはまだ通用していました。

 

4月は海外投資家が買ってくるということを念頭に入れてください。

 

 

 

 

 

4月はどう動けばいい?

4月は新年度なので新規で買いをいれやすくなっています。

だから4月が1番買い越しされています。

そしてその次が11月、10月となります。

反対に最も株を売り越しやすいのが8月と3月になります。

 

そういうことを踏まえて、

株価指数のトレーダーでしたら

4月大きく値下がりした時はTOPIXのETFを買い入れます。

 

オプショントレーダーであれば

4月の大きく下がった時にプットオプションの売りを入れてもいいと思います。

そのときに日経平均がおよそ到達しないであろう権利を売るのが最もワークしやすいと思います。

だから4月はオプション戦略が大変有効になります。

 

 

 

 

 

最後に

盲目的に「アノマリーだから4月は上がる」ではなく

日経平均が少し下がり基調になったときに

アノマリーを利用した逆張り戦略をするといいと思います。

株が選別が必要なので4月にならないと物色される銘柄が分かりづらいです。

なので指数に連動するような投資スタイルも非常に良いと思います。

 

 

 

にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村


株式ランキング
人気ブログランキングへ

いつもブログにアクセスして頂きまして ありがとうございます。
もし今日のブログ記事が投資の参考になりましたら大変お手数ですが
こちらのバナーをクリックして暁投資顧問の応援をして頂けますと幸いです。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

youtube
無料メルマガ登録
無料メルマガ登録