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52週移動平均線がポイント!?今週の投資戦略はどうなる!?

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こちらの記事は、動画での内容を簡略して纏めた内容になります。
投資に関しまして、一つの参考材料にして頂く事が目的で御座います。
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取引に関する最終的判断は御自身で行われて下さい。
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指標の一つとしての内容になります。
十二分に御理解頂き投資に関する一つの指標として、
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ここまで拝読頂き誠に有難う御座います。
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先週の振り返り

先週は日経平均株価は11日、12日に揉み合っていたと思いきや、

13日から大きく続伸となりました。

 

米国市場では11日~12日にハイイールド債がかなり売られていたので、

炭鉱のカナリアに異変が起きるのでないかと警戒していましたが、

13日以降リバウンドしていきました。

そしてVIX指数が下落し始めて、市場はまた楽観状態に傾き始めています。

これは金曜日のSQに絡んだ大きな買いが

一気にSQ前に解消されたことへの影響があるのではないかと思います。

先週は大きくNY市場はリバウンドしました。

その背景には米国の金利低下もありますし、

卸売物価指数(PPI)が市場予想よりもかなり低下していたことで、

過度なインフレ懸念が和らいだことも影響したと思います。

 

また世界経済の先行指標である銅価格が上昇しています。

「世界経済の体温計」とも呼ばれている銅価格の上昇が、

今週の強い相場展開に一抹の希望を与えるのではないかと思います。

 

 

 

日経平均を週足で見る

日経平均株価を週足でみることで気づくことがあります。

それは52週移動平均線がサポートになっていることが分かります。

特に先週の動きは日経平均を28,000円で割らせたくない動きがありました。

昨年6月に52週移動平均線を上抜けてから、ずっとサポートしている形になっています。

つまり1年間に渡る強気相場はまだ終わっていないという事を示しています。

 

ただ流石に日経平均30,000円というのはショートを入れたいところです。

正直、日経平均30,000円台というのは流石に想像しがたいです。

やはり29,700円や29,900円などの辺りは株価チャートで隙間が空いている訳です。

その隙間はアルゴリズムや機関投資家に意識されやすいポイントでもあります。

 

また投資家に忘れられがちになっている中国恒大集団の簿外債務問題や、

今年の冬のエネルギー危機問題、半導体の供給不足問題など、

いつかまた急落の後付け材料になりそうなものが山積みとなっています。

また買い残の問題もあります。信用買い残は未だに3.5兆円という大きなレベルにあります。

これだけ大きな買いが入っていることはそれだけ上値を圧迫する要因となります。

 

 

 

為替の感応度

日本株には輸出企業が多いです。

そして輸出企業は円安になればなるほど企業収益が拡大する傾向があります。

例えばトヨタ自動車は今期は想定為替レート105円で計算しています。

これが1円円安になるだけで約400億円も営業利益が増えます。

現在ドル円114円なので、約10円円安となっています。

つまり保守的な業績予測だった企業はかなりの上方修正が期待できます

そしてこういった上方修正の期待の買いが、

デンソーのような自動車部品大手企業に入りやすく、

それが他のサプライヤーへ伝播して株が強くなっていたのが、

先々週辺りから見られていた現象の背景だと思います。

 

 

 

今週の投資戦略

今週のオプション戦略を考えると、まず資産ヘッジは必要ないと思います。

よく資産ヘッジの重要性を取りあげてきましたが、

衆議院選挙から投票日まではそんなにボラティリティが上がらないトレード期間、

即ちオプションのゴールデン期間となるので、

オプションで資産ヘッジは必要ないと考えています。

とはいえ流石に日経平均が30,000円台に突入したら資産ヘッジしようと思います。

 

 

 

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