関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
ソフトバンクG 決算好感 大幅高
決算発表を受けてきょう7日のソフトバンクG<9984>は大幅高となっています。
2018年4~12月期の連結決算(国際会計基準)は純利益が1兆5383億円と前年同期比5割増。
また決算と合わせて巨額の自社株買いを発表。
今月7日~来年1月31日までの期間で、発行済み株式総数の6.5%にあたる7129万株取得するそうです。
決算説明会では孫社長が直接株価に言及しましたが、例をみないレベルの株価対策です。
ただ、自社株買いの原資が子会社ソフトバンクの上場益というのはちょっと頂けません。
穿った見方ですが、そこまでやらないとヤバい状況だったのかな?という気もします。
時代に逆行した親子上場を承認した東証もどうかと思いますが、
海外投資家が日本株を買ってこないのはこうした後進性の影響も少なからずあるのかも知れません。
ソフトバンクGは暫くはマネーゲーム的な展開が続きそうですが、私はスルー。
ただ、株価指数への影響も大きい銘柄ですから自社株買い期間が終了する来年1月31日までは
しっかり業績と株価の動向をフォローしていきたいと思います。
本業が曖昧なソフトバンクGですが、その辺りが投資家からどう評価されるのか見物です。
暁投資顧問 平下
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