関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
どうも、平下です。現在、2020年2月20日12時37分。
日経平均株価は現在続伸して推移していますが、前場中頃から上げ幅を縮小。
正午前に検疫を受けていたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客2人が死亡したことが報じられると、
後場寄りから更に上げ幅を縮める展開となっています。
一方、円相場を見ると乗客死亡の報道が出た辺りで円一段安となっています。
短期的には円安・日経平均安の動きになっており直近あまり見なかった動きです。
素直に新型肺炎が嫌気されて円売りとなっているようにみえますが、
この円安を手放しで喜んでいいのかどうか判断に悩みますね。
米中関係のバロメーターとして見られていたドル人民元も急落しており、
再び1ドル=7人民元台まで人民元安が進んでいます。
通貨も株もアジア売り、アメリカ買いとなっているようでドル・米国株に資金が流れているようです。
その軟調なアジアの中で最も強い株価指数が上海総合指数・・・理解に苦しむ状況ですね。
上述のドルインデックスを見ると明確にレンジを上抜けています。
トランプ大統領誕生後にドル独歩高となった場面がありましたが、当時はFRBの利上げ観測が背景にありました。
今の米国は利下げ余地を残しており状況は全く違うように見えますが・・・
きのう米労働省が発表した1月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)
は前月比0.5%上昇と、2018年10月以来の大幅な伸びとなっていました。
これは物価上昇圧力の高まりを示すもので、利上げの要因になります。
もし、インフレが加速するようであれば金融政策の見通しも180度変わる事になります。
また、ドル高も行き過ぎれば米国企業の海外での売上げを目減りさせる要因になりかねません。
今は米株高・ドル高となっていますのでドル高を牽制するような発言は出ていませんが、
2016年の米大統領選前にブレイナードFRB理事は講演で
「2014年6月から2016年1月までのドル相場上昇は米経済活動にとって、
おおむねFF金利200ベーシスポイントの利上げに相当した」と発言しています。
トランプ大統領にとってもドル高は好ましくないはず。
ドル高が米国の株価や実態経済に影響を及ぼしはじめた場合、
ドル安に誘導するようなトランプ砲が炸裂するかも知れませんね。
とにかく株価だけは異様に底堅いですが、違和感は拭えません。
基本は戻り売りというスタンスは変えず、慎重に立ち回りたいと思います。
暁投資顧問 平下
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