関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
どうも、平下です。現在2020年5月8日15時03分。
GWもあと2日で終わり。今週の立会営業日は2日間しかありませんでしたが株価は堅調。
きょうの日経平均株価は504円高で4月の高値20365.89円を窺う展開となっています。
5月1日は577円安となりましたがその下落分をほぼ挽回しました。
株価水準は3月9日の水準で、3月9日~19日にかけての急落分は全て挽回。
上はダウの日足チャートです。
やけに強い印象のある米国株ですがダウも4月29日に24764ドルの戻り高値を付けてからは伸び悩んでいます。
この24764ドルは3月9日~10日の水準ですので日経平均と似たような動きですね。
上はNASDAQの日足チャート。
NASDAQはきのう4月29日の直近戻り高値を更新。
8979まで上昇し2月26日の水準まで戻してきました。3月の下落分は全て挽回しています。
ハイテク株で構成されるNASDAQは非常に強いです。
リーマンショック時、私は兼業投資をしていましたが仕事に殆ど影響はありませんでした。
ですので、あの時は「景気はそこまで悪くないのに株はここまで下がるか!?」というのが率直な印象でした。
今回は景気悪化が鮮明で悲鳴が聞こえる割りに株価はやけに強いと感じています。
その理由はひとつ。
上は米FRBの総資産推移のグラフです。
5月6日時点で6兆7214億ドル。1ドル106円で計算すると約712兆円です。
2月26日時点で4兆1568億ドルでしたから2ヶ月弱で約2兆5000億ドル、265兆円増。
2ヶ月でFRBの総資産が60%も増加する異常事態です。
ちなみにこの中央銀行の総資産ランキングでは少し前まで日銀がダントツで首位でした。
4月末時点での日銀の総資産が6兆1903億ドルですので、FRBが一気に日銀を追い抜いてきました。
これだけFRBがばら撒けば株式市場に影響が出ない訳がありません。
ではこのまま中央銀行のバランスシート拡大に連動して株価も上昇が続くのか?
私は実態経済に底打ちの兆しが見えない限りそうはならない可能性が高いとみています。
上は1998年4月以降の日銀の総資産のグラフです。
上は1998年3月以降の日経平均株価の日足チャート。
1998年4月末の日銀総資産が8006億ドル。同月の日経平均株価終値が15641円。
日銀の総資産は22年で7倍以上に膨らみましたが、日経平均株価は3割しか上がっていません。
しかも日銀がバランスシート拡大途上の2016年に日経平均株価は一時15000円を割り込む場面がありました。
ということで、ばら撒けばばら撒くほど株価も上がるという訳でもなさそうです。
足元の反発が実態経済の好転を先に織り込んでいるのか、
それとも単なる金融相場で一時的な踊り場に過ぎないのか、しっかり見極めて参ります。
暁投資顧問 平下
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