関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
マーケットが急落しています。
久しぶりにアドレナリンが出るような下げでした。
目次
今日の先物はちょっとギリギリな感じでした。
ボリンジャーバンドは-2σのところで反発していますが
昨年と似たような形状になりやすいので気を付けていきたい所です。
今日の日本株市場は値上がりしている銘柄はあまり見当たりません。
値下がり銘柄が2000銘柄で全面安といった状況です。
対中国包囲網も報道ベースでは結構きつめな印象があります。
ブラフとは思いませんが、対中国包囲網が敷かれて結構厳しい展開がありそうです。
ダラス地区連銀総裁の金利の件も影響したように思えます。
米ダラス地区連銀のカプラン総裁が、アメリカの経済見通しが大幅に改善したと会見致しました。
FRBは早ければ来年にも利上げに踏み切る可能性があるという見方を示しています。
希望がもてるニュースといえば半導体です。
インテルが台湾積体電路製造(TSMC)と真っ向勝負する形で
アリゾナ州に約2兆円程度を投じて半導体の製造工場を新たに建設するようです。
そこで日本はEUV露光装置で高いシェアを持っているので
7741 HOYAや6925 ウシオ電機、6920 レーザーテック辺りに注目するのも良いでしょう。
また千竃が短期的に注目している4186 東京応化工業も良さそうです。
こういった日本株は株価の下支えにはなりそうです。
見通しがずれたのが日経売りのTOPIX買いとNTショートの予想ですが
TOPIXも全面安となり、大きく下落しました。
29日に権利付最終日、翌日30日が権利落ち日なので金曜日が少し反発しやすいイメージがあります。
日経平均のテクニカルは弱気ばかりになっています。
どんなテクニカル分析でも、今日はさすがに弱気を伝えるしかないかなと思います。
一目均衡表の三役逆転ですがこの辺りも少し視野に入れています
基準線、転換線がクロスして雲を下抜け、ギリギリのきわどい状況になっています。
オプション市場は非常に重要な局面に来たと思います。
こういった急落局面では「日経225オプションをやっていて良かった」というご感想の声をよく頂きます。
今日のプットオプションの出来高上位は少し増えていますが、暴落という程ではありません。
出来高を見ても株が下がってプットが買われている状況なので
下げを狙ってる感じはオプション市場からはないとみています。
ただ反発する時には結構売られやすいと思います。
そして軟調なコールオプションですが、今の相場観としては買いで入ってもいいかなと思います。
リスクオフが欧州を中心に加速しています。
ウイグル人権問題に対して、欧米諸国が対中制裁を発動しました。
恐らくEUと中国の労使協定について討論している最中なので、取り消しの可能性もでてきました。
EUの対中制裁は30年ぶりとなっています。
変異ウイルスによる新型コロナ感染が世界に拡大しています。
ドイツ、フランスがロックダウン延長となっています。
日本は今月21日に解除したばかりで、日本がする事やる事っていつも周回遅れな気が否めません。
日銀はETF購入を4月からTOPIX型に一本化することを正式に表明しました。
本当に買い入れ額が柔軟化するのか気になっていたのですが、約700億円と増額されていました。
米国のイエレン財務長官が増税に言及しました。
日経新聞のニュースでも取り上げられていましたが、法人税引き上げを支持ということでした。
これは昨日予想した通りの結果です。
税制改革が財源を賄うの助けるとなると、増税になると思っていました。
この辺りも下げの材料になったと思います。
中国の台湾侵攻に関する話題がありました。
中国の台湾侵攻は多くの人が理解してるよりも緊張感があるという内容でした。
物流の相当部分が台湾を経由している世界貿易が脅かされ、
アジアの同盟国がアメリカに寄せる信頼を損なってしまう懸念を強く表明していました。
結構、有事関連のリスクが来ている印象があります。
27000円のプットオプションが直近5日間の高値を更新いたしました
下がる権利がこんな綺麗なチャートを描いています。
目指すは300円ぐらいでしょうか。けれど本当に凄い急落がこないとそうはならないといった感じです。
昨日一昨日にはちょっとしたリバウンドもありましたが今日は下げ一辺倒でした。
壁トレードも久しぶりに利益確定となりました。
2日間と短い間でした。
今から大丈夫かなと思っているのがここ一週間ぐらい言っていたポジションです。
27000円のプット売り2枚
28000円のプット買い1枚
証拠金が292,000円で相場急落に対応できるようなポジションかと思います。
マザーズ指数も下落しています。
最近千竃はマザーズ指数を毛嫌いしていました。
種明かしをするとこのような急落になった時に、半年前に信用買で買った人がロスカットしやすい状況です。
今日は300銘柄も下がっていたので信用買いで買った人が投げやすくなっています。
だからマザーズ売りは逆算して考えていました。
しかし、実は買い場でもあります。
半年前に信用買で買った人が投げたところがある程度見直されるような展開を
4月ぐらいに想像できるので売り売りと言ってましたけれども
今度は買い買いにいこうかなと思っています
この中では、2397 DNAチップ研究所が赤字ですが、それ以外は全て黒字となっています。
大手の製薬会社となると挙げればたくさんありますが、小型中型を中心に挙げてみました。
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