関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
本日は日経平均は大幅続伸となりました。
終値では465円高と予想外の上昇となりました。
いわゆる急騰と言っても差し支えないのではと思います。
先物はあわや30000円というところまで推移していました。
S&P500は初めて4000ポイント台の大台に乗り、外部環境が非常に良いです。
それを一番感じたのが、日経平均VIです。
日経平均VIはコロナショック時は60ptまで恐怖指数が下がりました。
そこから大体30ポイントを上値に、そして20ptを下値にして
上に下にと推移をしながら、今日は10月以来の安値を更新して引けています。
ただ短期的なボラティリティのトレンドは結構下だなという風に思っています。
2017年のゴルディロックス相場を思わせる非常に緩い相場な感じがいたします。
株式に関してはTOPIXのバリュー株です。
バリュー株は年度末をもって終わったと思っています。
今は半導体株が強く、相場を牽引しています。
今日はこども庁が話題となっていました。
それに伴い、子育てに関連するテーマ株が値上がりトップとなっていました。
だからといってそれを買い助言するかと言うと出来ないなというのが千竃の考えです。
朝方は値上がり銘柄数は少なかったのですが
徐々にハイテクだけでなく、そのまた下のサプライヤーや電子部品など
その辺りに物色が拡大したような印象を受けます。
肝心、要の日経平均ですが
千竃はショート気味でチャレンジしていたので申し訳ない結果となりました。
窓を開けての急騰は予想していなかったので本当に申し訳ございませんでした。
先物のチャート的にはパラボリックが陽転しています。
パラボリックが陽転してるからといって即座に買いサインというのは
先物ベースではないと思います。
まさかこんなに早く日経平均が高値更新するってのは思っていませんでした。
千竃の方も相場観を見つめ直さないといけないなと思います。
株式に関しては6323 ローツェに注目していました。
台湾TSMCと非常に連携感がある企業となっています。
バリューの筆頭である商社系、銀行系は軟調となっています。
金利も少し低下して、逆風が少し吹き始めてます。
TOPIXのチャートを見ると「今から高値更新するぞ!」というチャート形状ではないです
まさに日経平均だけが上がっていて、
値がさハイテク株主導の相場展開になっていると思います。
楽観の流れになっているので、陽の極みを探していこうと思っています。
日本に対する恐怖指数である日経VIは今は楽観に傾いています。
それはアメリカの市場でも同じです。
VIX指数はコロナショックから一番安いところにいきました。
なんと17.3ポイントとなっており、楽観となっています。
5月とか季節性を考えると業績が出てくるわけなので
その辺りにかけてS&P500が高値を更新し続けて
VIXが15ポイントを割り込んでから
1552 国際のETF VIX短期先物指数を買い下がりしようと思っています。
今はVIX指数単体で考えるべきだと思います。
今は半導体が相場を牽引しています。
半導体はスーパーサイクルに再突入しており、半導体株はまだまだ手仕舞いする流れではありません。
やはりインターネットや通信規格が新しいものになったり、新しいSNSが出てきたりすると
それに伴うデータセンターの需要や半導体加工への需要が出てきます。
テクノロジーの発展とともに増加しているいう感じです。
テクノロジーの進化にはどうしても半導体はつきものです。
そして日本では半導体の後工程前工程も含めてシェアを握ってる部分が大きいです。
供給不足や5Gの普及、データセンターの需要増加などが追い風となっています。
半導体への大規模投資が続くということでスーパーサイクルに再突入しています。
半導体業界には景気的あるいは構造的な要因から
4年毎に好不況を繰り返す「半導体サイクル」と呼ばれる周期があります。
現在はその従来のサイクルを上回っている「スーパーサイクル」に移行してると言われています。
また巷には半導体に関連する話題が溢れています。
米国のISM製造業景気指数が37年ぶりに高水準になったニュースや、
台湾TSMCの11兆円投資のニュースだったり、米国の200兆円超のインフラ整備投資、
そして中国第14次5カ年計画だったりと半導体に関連するニュースが豊富となっています。
予想よりも期待されていた経済の急成長が始まっている可能性を示唆してます
そして注目しているのは7735 SCREENホールディングスです。
年度末のグロース株の売りにもやられることはなく
10連騰中と非常に好調です。
ウェーハ洗浄装置では世界ダントツとなっています。
来週の4月8日はユニクロで有名な9983 ファーストリテイリングの第2四半期決算を控えています。
ユニクロの決算は日経平均にインパクトを与える影響は大きいと思っているので注目です。
いつもブログにアクセスして頂きまして ありがとうございます。
もし今日のブログ記事が投資の参考になりましたら大変お手数ですが
こちらのバナーをクリックして暁投資顧問の応援をして頂けますと幸いです。
最新情報をお届けします