関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
日経平均は今日はあっさりと回復しました。
予想では半導体ばかりが上がる相場をイメージしていたのですが
意外なことにバリュー株が強い一日でした。
半導体だけで上昇すると思いきや、バリュー株も上昇していて
とても良い相場の特徴だと思いました。
次から次へと銘柄が買われていく、循環物色の一日でした。
値上がり銘柄数も非常に多かったです。
9984 ソフトバンクグループは10,000円まで値を伸ばしました。
8750 第一生命ホールディングスは4月1日に強烈な規模の自社株買いを実施してから
非常に強い株価となっています。
3298 インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人がTOBされるニュースも話題になっていました。
グロース株の売り圧力はあまり感じません。
ぱっと見た感じ、今日のTOPIXへの循環物色も含めて、
日経平均株価が上を目指すような動きの素地は整っているように感じます。
ボリンジャーバンドは+2σが30,270円なので、
概ねこの辺りがテクニカル的な上値になると思っています。
プットオプションは始値からは全然値下がりをしておらず、
日中もそんなに売られる要素もなく、むしろ少し買われるようなイメージがありました。
プットオプションをどこで仕掛けるが問題なのですが
意識されるのが日経平均の2月と3月の高値です。
今のところTOPIXは追いついていない感じとなっています。
4月は強いとはいえ、4月の長期連休や、北海道の補欠選挙もあるので
どこかで4月のプットオプションを仕掛けておきたいです。
日経平均VIという日本版の恐怖指数が軒並み年初来安値を更新しようとしている状況です。
コロナショックの前は16ポイントほどでしたが、今は18ポイントぐらいになっています。
間もなく、コロナショック前まで戻るような楽観な状況となっています。
VIX指数も20ポイントを上値に下を掘っている状況なので
非常にプットオプションの妙味が出てきたのではないかと思っています。
もちろんこのまま日経VIが下落すればするほど
半導体、一部のバリュー株などが上昇していくと思います。
日経平均もそれに伴ってもどこかでピークアウトすると思います。
ただ千竃としてはレポートでも書いたのですが
いよいよ陽の極み、楽観の極みに突入しそうな状況なので
今まで高かったプットオプションが非常に安くで買える状況だなと思っています。
先週買収で話題になっていた日立製作所が中国を退け、ワシントン地下鉄車を受注しました。
約2400億円という最大規模の案件となります。
インフラ投資計画もありますので、日立製作所と取引しているところも
これから面白くなるのではと思っています。
そして話題になったのが米バークシャーの円建て社債発行の検討のニュースです。
ウォーレン・バフェット氏率いる米バークシャーが
円建社債の発行条件を決める為に伊藤忠商事辺りを見据えて、
また日本株を買おうとしているようです。
このニュースの影響なのか、今日は商社株が強かったように思えます。
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