関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
日経平均株価は終値が29,696円とマイナス400円近い下げとなっています。
なぜ下落したのかと理由を問われると説明が難しいです。
NY市場の朝方の引けを見て、今日の日経平均マイナス約400円の下落を
イメージ出来た人は中々いないと思います。
ちょっと違和感がある下落だなと思っています。
アルケゴスによるクレディスイスの巨額損失も地合いを悪化させた側面があるように見えます。
TOPIXのトレンドラインは上値抵抗ラインでぶつかった形となっています。
日経平均は大きな陰線になっており、下落しているのですが、
恐怖指数である日経平均VIはマイナス1%ほど下がっているという状態になっています。
今日は29,000円台のプットオプションが非常に値上がりをしていました。
反対にずっと割高だったコールオプションが大幅に値下がりしました。
利益確定売りや、アメリカ市場との違いなど要因は後々解釈される要素が多そうです。
日経平均3万円滞留問題もありました。
日経平均が3万円台で持ったのは3月では1日しかなく、4月も今のところは1日しか持ちませんでした。
株高はアメリカの方で起きています。
もちろんワクチン普及、そして追加経済対策の効果が
ISM製造業、ISM非製造業そして雇用統計などに出ていて過去最高の指標となっています。
やはり日本はワクチン普及はまだ遅く、欧州欧米に比べると経済指標は弱いというところも
下落につながったのではと、後講釈されるかと思います。
今日注目されたのはIPO銘柄の7363 ベビーカレンダーでした。
しかし結果はあまり良くなかったです。
あとは9602 東宝も目立っていました。
アルケゴス問題で注目されている8604 野村HDは微動だにしない感じとなっています。
後は8698 マネックスグループが凄かったです。
仮想通貨と連動していることもあり、チャート的には好きなパターンの人が多かったと思います。
半導体は8035 東京エレクトロンが4月1日から値を飛ばしていましたが窓を埋めそうです。
まだ4月の上昇幅は残ってる感じがします。
銀行株などは昨日の上げ幅を戻した感じの株が多かった印象があります。
千竃としては今日の400円クラスの下げは予想していなかったので、苦しい市況解説となります。
原油は値下がりしています。
イギリスなどが国外渡航禁止措置の解除を遅らせたり、
イラン情勢などが影響したように思えます。
50日移動平均線を下回る形となっています。
4月1日を起点に下落しています。
同じくドル円も4月1日を起点に下落しています
そして米国債10年利回りも4月1日を起点に軟調になっています。
その理由としては債権のオプション市場のSQが3月下旬にあったので、
金利を材料とした下げが恐らく短期的には3月末頃で終わり、
スイッチが切り替わったのではないかと思います。
ビットコイン/日本円のチャートです。
リボンチャートが3月も4月も機能しています。
次の仮想通貨の押し目は、今現時点では、560万円~600万の間ではないかと考えています。
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