関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
今日は先物で悩む方にお届けする、
先物とオプションの融合性、カバード戦略について解説していこうと思います。
日経225先物取引をしている方で下記の項目に当てはまることはないでしょうか?
・買ったらすぐ下がってしまう。
・売ったらすぐ上がってしまう。
・自分の相場観だけが頼りになっている。
・損小利大が出来ない。
・テクニカルは分かるが、使ったら負けてしまう。
もしこのお悩みの項目の中で当てはまるものが1つでもあれば、
今回解説するカバード戦略が解決への糸口になるかもしれません。
カバード戦略とは、先物取引にオプションをつける戦略となります。
先物売り+プット売り、これを「カバードプット」といいます。
これは、日経225先物は下がるというトレードをしながら、
日経平均のある価格までは下がらない権利を売る形になります。
先物買い+コール売り、これを「カバードコール」といいます。
これは、日経225先物は上がるというトレードをしながら、
日経平均のある価格までは上がらない権利を売る形になります。
もし「日経平均のある価格」である、
オプションの権利行使価格の選び方が分からない場合は、
直近の高値安値やラインで引いてみるといいと思います。
カバード戦略では、オプションを使うことによって出来るだけ勝率を重視でき、利益、または損もなるべく安定的になります。
またオプションは株などと違って、時間とともに目減りするものです。
オプション独自の時間的価値の減少があるので、到達しない権利を選ぶことが重要になります。
そしてカバード戦略ではオプションの価値がいつから減るかが重要になってきます。
そこで使うのが日経VIです。
日経VIを使うことでより細かいカバード戦略が出来る様になります。
プットの場合ですと、ボラティリティが緩んだ時にプットを売ることがポイントになります。
カバード戦略でのコール、プットの売りどころは、
オプションが高値から半値になった時がポイントになります。
なのでSQを通過して、新たな限月が始まるときにカバード戦略をしてもあまり意味がなく、
遠い限月のプット、コールを使うのもカバード戦略では意味がないので気を付けてください。
先物をよくトレードされる方はカバード戦略も取りいれ、
守りに入りながら勝率が高い戦略をやってみるのも、投資の手法の一つとして検討してみてください。
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