日本株と台湾株だけが売られている背景

5月17日の市況解説

17日の日経平均は27,824円と戻り売りに売られた一日でした。

ただ東証一部の中で値上がりした銘柄は908銘柄もあり、値下がりに転じた銘柄は1211銘柄でした。

TOPIXバリュー指数を見ると前日比はわずか-0.04%とバリュー株はほとんど下がっていません。

つまり今日の状況は日経平均株価は戻り売りに押されてしまったということです。

おそらくこれは日銀が日経平均型ETFの購入を減らしつつあること、

そしてMSCI指数から29銘柄も除外されたことが影響しています。

このことは長期投資家としては日本株が正常化ということで非常に良いと思いますが、

ただ短期的な機関投資家に関しては日本株のボラが上がる要因となるかもしれません。

マザーズ指数も今日は大きく下落しましたので成長株、グロース株は本当に危ない状況にあります。

ただ日経平均は大型株などに関してはバリュー株が多いので、

その辺りは今日の下落は全然たいしたことないと思います。

 

日経平均のオプションはまだボラティリティは直っていない状況です。

ただVIX指数が18ポイント台に入ったこともあるので、

恐らく少しずつ自分の重さに耐えきれなくなってボラティリティが落ちていくだろうと思います。

ただしそれはVIX指数がこのまま上昇しなければという条件での話です。

 

全体の市況を見てみると、今日はマザーズが一番下落していました。

しかしTOPIXはそこまで下がっていませんでした。

TOPIXとのダイバージェンスが発生しています。

バリュー株は反転しており、日経平均株価、先物はまだ反転に至っていない現状です。

銘柄で言えばアフターコロナ銘柄の9603 エイチ・アイ・エス6191 エアトリの上昇が目立ちました。

そして金の先物価格が今年最高値を更新しました。

グロース株は確かに売られていますが、全て売られているわけではなく、

TOPIXなども踏ん張っている状況でVIXも大幅に上がってはいないのでそこまでの急落ではないと思います。

 

 

 

日本と台湾の株価指数


日本と台湾の株価指数だけが軟調となっています。

これはワクチンの接種率が関係しています。

双方ともにワクチンの接種が遅れていることが影響しているかと思います。

図の台湾加権指数のチャートを見ると、色々反発すべきところでは反発しています。

チャート上では下げ止まるところでは下げ止まっているという状況です。

 

 

 

仮想通貨の様子


イーロンマスク氏の発言をうけて、図のイーサムリアなどは三尊天井の形になっています。

日足が重要になるかなと思います。このまま下髭を引いてくれればギリギリ回避しそうです。

ただ、有名人の一言で大規模な値動きが起こるのはある意味欠陥だと思います。

まだまだ仮想通貨のインフレが整っていないように感じます。

 

 

 

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