個人投資家が日経平均株価に対して超強気な模様

5月26日の市況解説

日経平均は5日続伸の28,642円となりました。

日足のチャートを見ても不揃いながらも、

5日間連続陽線という非常に強いパターンのチャート形成となっています。

 

株式の中身を見てみると、

アフターコロナ関連銘柄が非常に値を飛ばしていました。

特に旅行代理店の上昇が目立ちました。

これは先日の菅首相のワクチン接種率に関する会見が影響したように思います。

今注目されているポイントはワクチン接種率だと思います。

 

今日気になった銘柄は6752 パナソニックです。

非常に大型株で、チャートが好転し始めています。

200日移動平均線を底値にして、底打った形状となっています。

出来高を見ると5月の下落では大きな出来高を付けて下落していましたが、

出来高が減りながら株価が持ち合って、26日に大きな出来高が入っている形になっています。

4661 オリエンタルランドも大型株で上昇していました。

直近の出来高を比べると、大きな下落になったポイントを超えそうなボリュームで上がっています。

26日は大型株の中でも、持ち上がるには相当力が必要だったところが上がっている印象がありました。

 

オプションを見ると、コールオプションは日経平均に伴い上昇していました。

しかし先高観を見ると、そこまでないのであべこべな印象となっています。

プットオプションに関しては軒並み下落しています。

 

 

 

個人投資家が強気なポジション構築へ

1357 日経平均ダブルインバースという、

日経平均が上がれば下がる、下がれば上がるというETFがあります。

4月6日に年初最安値387円で400円切ったところまで下がりましたが、

その後は上昇傾向にありました。

そして先週分の信用残が発表され、信用倍率は4.84倍となっており、

ダブルインバースの空売りがまだあるということが分かります。

日経平均ダブルインバースの空売りをしている個人投資家が多いということは、

日経平均に対して超強気ということです。

なぜなら日経平均が下がれば利益が得られる取引をしているからです。

これはコロナ禍においては信用買い残が多かったのに対し、真逆の状態となっています。

個人投資家がここまで強気ということは、日経平均の上値が重たいのではないかと考えています。

 

 

 

金が上昇中


金が上昇しています。

ビットコインに代わるインフレヘッジ商品としてようやく注目され始めた様です。

弊社の暁コースでは4月9日に長期投資用として助言させて頂きました。

来るインフレに備えて、金投資を長期投資として推奨しています。

 

 

 

本田先生注目銘柄


【7433 伯東】
チャート見ると出来高が減りながら、株価が上昇しています。

出来高減の持ち合い上放れという銘柄になります。

自社株買い、好決算を発表した背景もあり好調となっています。

 

 


【6191 エアトリ】
3ヶ月間持ち合いながら、株価が下に割り込むこともなく、

ボリュームが少なくなっていた割にはレンジを形成していました。

そして出来高が増えながら上放れしている形になっています。

国内や他の事業が好調で、中間決算で通期計画を超過しました。

 

 


【6997 日本ケミコン】
こちらも株価が急騰しているが、出来高が減っている銘柄です。

業績見通しが2.6倍増益ということで非常に好調となっています。

 

 

 

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