関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
相場全体にいえることですが、下がりやすい日とか下げやすい週など、
シーズナリティとかアノマリーなどと言うのですが、
その中の一つである水星逆行が始まります。
2021年の水星逆行は全部で3回あり、今回の水星逆行は2回目となります。
期間は5月30日~6月23日となっています。
直近の水星逆行期間1月31日~2月21日の相場を振り返ると、
日経平均27,500円から30,700円をノンストップで駆け上がっていました。
水星逆行期間中は投資家が思う様な方向にいかず、不安定な傾向があります。
今の相場だけで見てもどうなるかは分かりませんが、
相場が不安定になりやすいことは確かだと思います。
直近の相場の流れから考えると、下の方に流れやすい様に思います。
更に過去の水星逆行のデータを見てみましょう。
2020年11月4日のアメリカ大統領選挙が行われた日も水星逆行期間中でした。
水星逆行期間中から高値を更新せずにアメリカ大統領選挙までダラダラと下げていました。
そして10月30日に大統領選挙のヘッジがたくさん行われて、
開票が始まったらバイデン大統領だったという流れでした。
もう少し過去のデータを遡り、2018年秋から冬にかけてのS&P500のチャートです。
この2018年10月初旬から12月初旬の期間中は、
金星逆行と水星逆行が起きて、相場がかなりメルトダウンしました。
そして12月25日にはクリスマスショックによる下げがあって、
トランプ大統領が量的緩和の再開をアピールして、相場が騰がっていった流れとなります。
図は直近1年間のS&P500と水星逆行期間をマークしたものです。
2月のコロナショックは水星逆行期間中に起きており、
水星逆行が終わった途端に反発していきました。
そして6月も水星逆行がスタートしてから移動平均線の深いところまで下がりました。
その後の10月中旬から11月初旬にかけての水星逆行期間中に、押し目を作っているのが分かります。
不思議な動きをしたのが2021年1月末から2月中旬にかけての水星逆行でした。
この辺りは日経平均と同様に上昇しています。
水星逆行を警戒した分、上昇したのではないかと思います。
直近で株価を投資家全体がどの様に捉えているかがポイントになるかと思います。
そして過去のデータから見ると、水星逆行期間中に株式を仕込むと、
例えば1年間と考えると非常に良いリターンになっていることが多いです。
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