関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
28日のNY市場を振り返ると、
大型財政支出による経済回復期待を背景に堅調に推移しました。
NYダウは小幅に3日続伸となり、S&P500もそこそこ上昇しました。
特に好決算、好調な見通しを発表したセールスフォースが大きく上昇しました。
月間ベースではNYダウは4カ月連続上昇を記録しました。
それでは6月の予想はどうなるのかというと、基本的には業績相場だと思います。
ただし以前から「セルインジューン」と言っていたように、
6月下旬辺りから少し相場が軟調になる傾向があります。
日本株も影響されやすいので注意が必要です。
先週を振り返ると日本株の業績の良さがキャッチアップしてきて、
29,000円台までなんとか回復した形になっています。
31日月曜日に日経平均29,000円台の攻防を乗りこなしながら、
6月第1週目の雇用統計に向けて動きが出てくるのはと思います。
5月は多くの企業が様々な業績を発表しました。
その中からチャート度外視でファンダメンタルズ的な視点から
千竃が注目している銘柄について紹介したいと思います。
東南アジア方面に販路を求めて、世界中に躍進している世界的な企業となっています。
経常利益が488億円までかなり急拡大しており、昨年と比べて5倍にもなっています。
そして売上営業利益率も10%程の改善となっています。
3月決算の会社で、年間配当の大幅増配が発表されています。
赤字で減益予想をしていたのが一転して、増益で着地しました。
22年3月期も前期比80%以上増の151億円を予想しています。
またコロナ禍における2020年1~3月期の業績と2021年の業績を比べると、
大幅に好転していることが分かります。
分析や計測などに特化した機器の総合メーカーで、
自動車のエンジン計測システム機器では世界シェア80%を占めています。
2021年1~3月期の業績を前の期と比較すると、経常利益が50%の増益となっています。
通期の利益も上方修正しており、上期・下期ともに10円程の増配となっています。
業績相場入りで上がりやすい株の特徴としては、
1~3月期の業績が前の期と比較するとロケットスタートになっている企業なので、
そういった企業に投資をした方が良いと思います。
日経平均は22年ぶりの9日連続の陽線となりました。
日経平均が陽線ということは、東証が開いてる時間帯に株が買われているということです。
色々考えてみると、ワクチン接種率が進みだして、
今まで出遅れていた日本株に対して、
ロングをアプローチしている日本株買いなのかなと思いました。
結局は出来高やファンダメンタルズなどに最後は収束されていくので、
その辺りをもう少し深く突き詰めれば良いかと思います。
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