関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
2702 日本マクドナルドホールディングスは外食チェーンNo.1で、
日本のハンバーガー市場における市場占有率は約7割を占めます。
過去に異物購入事件やチキンナゲットの食品消費期限切れ問題、
サクラバーガー問題など非常に紆余曲折ありながらも、
未だに外食チェーンでは№1の店舗数と売上高、そして時価総額を誇っています。
日本マクドナルドはあのコロナ禍における外食チェーンの中で増収増益を達成しました。
2020年の実績は全店売上高が5892億円と前年から7.3%も増えて、
2021年の見通し売上高は6,100億円と+4%と予想しています。
そしてお客様満足度も売上高とともに上昇しており、
2018年~2020年の中期目標達成状況も全て達成しています。
2020年の実績では1店舗当たりの平均月商や顧客満足度は過去最高を記録しました。
多くの外食企業がコロナ禍において苦戦を強いられました。
しかし日本マクドナルドはこの状況下において驚異の実績を記録しました。
このコロナ禍においてこのような結果を出せたのは、
テイクアウト・デリバリーに非常に力を入れたからだと思います。
それによって、顧客単価の向上、客単価が増えたことで営業利益率が上昇しました。
実際テイクアウト率が低い飲食店の3197 すかいらーくHDは売上高がかなり落ち込みました。
やはり失敗した様々な外食企業を見ると売上高低下は客数によるものが原因です。
日本マクドナルドはファミリー需要やテイクアウト需要、
デリバリーの需要を掘り起こすことに成功したのが増収増益に繋がったんだと思います。
日本マクドナルドは株式優待銘柄として個人投資家に非常に人気があります。
日本マクドナルドの株主優待で貰える優待食事券は、
1冊辺り金額換算すると約7000円です。
今の日本マクドナルドは100株で約50万円なので、優待利回りは1.4%ほどあります。
これに加えて配当金も1株36円貰えるので、配当利回りは0.72%となります。
配当利回りと優待利回りを含めて考えるとおおよそ2%ぐらいの利回りとなります。
過去のデータを見ると、
6月に購入すると非常に良い成績を出しやすいというデータがあります。
日本マクドナルドが6月に強含みやすい要因は、
優待を先取りした買いが入りやすいからです。
過去のチャートからみても優待の買い需要が起こっているのが分かります。
ならば日本マクドナルドにいつ投資をすれば、有効なリターンが得られるのでしょうか?
図は2013年から2021年の8年間の日足チャートです。
上が日本マクドナルドの株価と200日移動平均線、
下が200日移動平均線の乖離率となります。
下部の黒線は日本マクドナルドが200日移動平均線を-10%以上乖離した場合を示します。
これは日本マクドナルドが大きく下落している時です。
日本マクドナルドが200日移動平均線を10%以上割り込むと、
買い場であることが図のチャートから分かります。
こういった相場のリズムが2、3年に1回あります。
これを利用すると外食チェーン勝ち組の日本マクドナルドに
長期投資するためのタイミングが分かります。
日本マクドナルドの長期投資のタイミングは200日移動平均線乖離率を-10%割り込んだ時、
短期投資のタイミングは6月の優待先回り買いを利用してみてください。
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