ソフトバンク株の買い時はいつ?

6月9日の市況解説

9日の日経平均は28,860円と続落となりました。

株式はアフターコロナ銘柄が拡大していますが、日経平均は弱いままです。

これは日本への投資資金というものが限られているわけで、

資金が日経平均の方へ流れておらず、別のところに流れているのが原因です。

なので日経平均は弱いが、株式全体は強いという状況となっています。

 

値上がり銘柄も多く、マザーズ指数も上昇しました。

4523 エーザイは2日連続のストップ高となりました。

10日からは東証のルールに基づき、

制限値幅が拡大するので株価の位置も変わります。

それによって、日経平均のインデックスなどのリスクに対して難しいところが出てきます。

 

株式を見てみると、9602 東宝は4月の高値を更新とはなりませんでしたが、

やはり消費のマグマが溜まっているということで勢いがあります。

7198 アルヒは反発しており、ようやく反転し始めた形になりました。

そして3540 歯愛メディカルが上昇し始めました。

株式流動性を高める為に売りを行うアナウンスをした為、大きく売られた銘柄でした。

このまま続伸していく様であれば、流動性懸念で一時的に売られても、

企業収益が高い株は見直されるという良い例になると思います。

なので引き続き3540 歯愛メディカルには注目していきたいと思います。

 

 

 

ソフトバンクグループを取り巻く状況


図は9984 ソフトバンクグループのチャートです。

100日移動平均線をコロナショック以来割り込んでいます。

この状況は1年間の平均売買コストを下回っているという状況です。

そして今年ソフトバンクグループの株を買った人はほぼ含み損を抱えている状況です。

 

ソフトバンクグループが下落した要因としては、

グリーンシル問題や、クレディスイスとの軋轢だったりと様々な要因が複雑に絡んでいます。

よって下落原因を断定するのは難しい状況です。

またソフトバンクグループの評価自体も中々特殊な会社なので難しいところがあります。

だからこそチャートだったり、需給などから読み解くことが重要になってきます。

 


図はソフトバンクグループが200日移動平均線を割り込んでいる期間を算出したものです。

直近のコロナショックでは2ヶ月ほど割り込んでいました。

そして現在の様子を見ると、割り込み始めようとしています。

全体的に方向感がない状況なのでそれが影響しているのかもしれません。

 

 

 

ソフトバンクグループの買い場はどこ?


200日移動平均線で見ると、どの水準が買い場になるのかが分かります。

それは200日移動平均線乖離率が概ねー15%程度で底打ちしたところです。

チャート上ではそういったリズムが形成されています。

 

 

 

ソフトバンクグループの特殊性

ソフトバンクグループに対しての評価を特殊なものとなっています。

ソフトバンクグループの利益の出し方は、

ファンド、もしくは巨大投資グループなので、

投資先の含み益で業績が左右されます。

ソフトバンクグループが上がるには、

まず信用の買い残が整理されて信用倍率が下がってから考える必要があります。

 

今、ソフトバンクグループを購入しても期待値は高くありません。

それよりも今はワクチン接種率が高まって、経済正常化が進み、

アフターコロナ関連が活躍しています。

そういった銘柄にシフトしていった方が良いと思います。

 

 

 

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