関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
11日は注目のメジャーSQ日で、結果は29,046.40円となりました。
取引参加者の中でもそんなにSQは動かないだろうという予想があったように、
29,000円を大きく逸脱する動きもなく、
CPIなどもありましたが下がることもなく、
無難な形で終わりました。
TOPIXは2日連続下落しました。
株の中身を見てみると、新安値銘柄が結構多くなっています。
ただし、その中の15%ぐらいは地銀なので、
生命保険会社が株を売るという情報は以前から出ており、
市場再編の為に流動性を伴わせるという意味の調整が入ったのだと思います。
決算書を見ると非常にバリューなので、結構面白い銘柄になるので、
これから紹介していけたらいいなと考えています。
台湾TSMCが熊本に新工場を建設するということで、
半導体関連は非常に上昇しました。
特に九州に地盤を持つ半導体企業が強かった印象があります。
そして今週末にはG7があり、恐らく中国に関する議論の動向があると思います。
また年初来高値を更新しており、
やはりアルツハイマーの治療薬のニュースが話題になって、
飛びついて買われやすくなっています。
しかし理論株価的に考えると、まだ謎めいています。
東証株価の中でこのボラティリティの変動率は、
これだけ大きな時価総額を持っていながら、7位におさまっています。
図のようなチャート形状に今はなっているので、
この状況での売買は非常に難しいので、少し落ち着くのを待った方が良いかと思います。
過去のチャートを見ると、ここ迄割り込んだ後は上昇しています。
上昇するということは、
プットオプションも上がる、ないしはコールオプションも上がるという
市場の変動の極み、楽観の極みとなります。
市場が楽観側に傾いていることを
どうやって利益にするのかがポイントになってくると思います。
金利低下で買われるものが買われて、
銀行株など金利上昇に恩恵があるビジネスをしているものが売られました。
だからNYダウの構成銘柄の中で銀行株などは大きく下落していました。
それがダウの住宅建設指数です。
住宅バブルかと思っていたのですが、大きく下落しています。
ウッドショックなどの影響もあり、落ち着いてきたのかなと思いました。
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