日経平均株価が騰がらない理由は何?

6月14日の市況解説

15日の日経平均は29,161円となっていますが、

売買代金は2兆円を割れており、勢いに難があります。

 

そんな中、IPOラッシュによって

軟調になるのではないかと思っていたマザーズ指数が

予想をあざ笑う様に1.38%も上昇し、5月の高値付近の上昇となっています。

少し売買代金が嵩んでいるのが1220~1230ポイントあたりなので

そこまで上がるかもしれませんが、

そこまで来たら色々と投資戦略を考えていく必要があります。

 

株式では、好業績を発表した3038 神戸物産

6966 三井ハイテックは寄り付きませんでした。

時価総額が大きい企業が好業績を理由に買われているという状況は

マーケットとしては良い傾向だと思います。

また大型株や半導体株も好調な一日でした。

 

 

 

日経平均の落ち着かないリズム


日経平均はここ10日間ほどリズムが出来ていて、

それは9時から10時にかけて大きな乱高下をしているリズムとなっています。

なので、9時~10時の間の購入は避けた方がいいと思います。

またこのリズムがなくなったら日経平均を買うのを検討してもいいと思います。

 

 

 

日経平均が騰がるために必要なポイント

日経平均が騰がる為には5つのポイントがあると思います。

 

まず1つ目が、コールオプションの増加です。

現在のコールオプションの売買の様子を見ると、あまり買われていないことが分かります。

もし日経平均が上昇していく雰囲気があるのなら、

コールオプションの売買はもっと盛んになっているはずなので、

あまり日経平均が上昇するとは予想されていない状態となっています。

 

そして2つ目が、日経平均の寄与度が高い銘柄の+5%以上の上昇です。

特に寄与度が高い9983 ファーストリテイリング9984 ソフトバンクグループ

持ち直して上昇していく必要があります。

 

3つ目が、日経平均株価の週足13週線を終値で超える事です。

14日の時点では13週線に乗ってはいますが、

このまま金曜日まで割り込まない様にしないといけないので未達のままです。

 

4つ目が、今週のFOMCと日銀金融政策決定会合を無事に通過できるかです。

 

そして5つ目が緊急事態宣言の6月20日の解除がどうなるかです。

 

以上のポイントがある為、

日経平均株価に対しての強気の材料が見つからない状態となっています。

この条件が解消しないことには日経平均が上昇するのは難しいかと思います。

 

 

 

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