関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
アメリカではS&P500が連日で高値更新となりました。
10年債利回りが上がっているのに、
株も上がっているのは違和感を感じますが、
金融セクターなどが市場を牽引しました。
今まさに上昇している最中で、
10連続安してからはらみ陽線を出して上昇しています。
しかし千竃はNYダウの売りを考えています。
図の下部分にストキャスというテクニカルを表示しています。
ストキャスは上昇しており、過熱ゾーンの2歩前まで進んでいる状況です。
そこをデットクロスしたところをショートしようかなと考えているところです。
日本市場では上値が重たい状況が続いています。
この上値が重たい理由は、簡潔にいえば、
需給・構造・材料の3つです。
需給は信用の買い残であったり、裁定取引の売り残の少なさを指します。
構造はファーストリテイリングやソフトバンクグループなどの
寄与度が高いこの2つがアップサイドのトレンドに変わらない限りは、
日経平均株価の上昇が構造的に難しいことを指しています。
そして材料は日本株上昇に繋がる材料が不足していることを指しています。
この3つが日本株の上値の重たさを出している要因だと思います。
週足レベルではずっと上値を切り下げています。
業績に伸びはありませんが、
テスラ株を全て売却したニュースが話題になりました。
27億円で投資したものが4000億円の価値になったわけです。
これは投資の理想形と言っても過言ではありません。
なぜなら自社の力で投資先のテスラの事業を成長させて、
そして有価証券の価値を上げて売却したからです。
そして得た4000億円の使い道は、
新しくアメリカの会社を買収する資金に使うということで、
これからパナソニックが買収先とどういったシナジー効果を生み出すのか楽しみです。
7月1日には日銀短観があります。
これは強い指標のひとつなので、少し相場が動きやすいかと思います。
そして翌日2日には雇用統計が控えています。
アトランタ連銀のボスティック総裁は、
「力強い雇用が数ヶ月続けば、テーパリングの扉が開く」と言っており、
テーパリングと直接結びつけるわけではないですが、
結構重要な指標になるかと思います。
なので月曜日から水曜日はある程度の揉み合いを想定しています。
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