関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
■S&P500 週足チャート
■TOPIX 週足チャート
どうも、平下です。現在2021年7月1日14時43分。
米国ではS&P500とNASDAQが過去最高値圏で推移しており株高が続いています。
対照的に日本株は伸び悩みが鮮明。
日経平均は2月に、TOPIXは3月に年初来高値を付けた後は伸び悩んでいます。
ただ、日経平均とTOPIXの月足チャートを見ると若干隔たりがあります。
日経平均は3月から4ヶ月連続月足陰線。
TOPIXは5月、6月の月足は陽線が示現しており、相対的に日経平均の弱さが目立ちます。
これは日銀ETF買いルール変更の影響と見て良いでしょう。
ここから日本株が米国株に追従するかどうかですが、私は暫くは厳しいのではないかと見ています。
きょう日銀短観が出ましたが大企業の業況判断は製造業18業種のうち、11業種が先行きDI悪化。
4業種が先行きDI改善、3業種が先行きDI変わらず。
大企業の非製造業は12業種のうち6業種が先行きDI悪化、6業種が先行きDI改善と真っ二つ。
厚生労働省によると、新型コロナワクチンの累計接種回数は6月30日時点で4491万回。
総人口のうち少なくともワクチンを1回接種した人の割合が23.3%。
うち、65歳以上は61.9%が少なくともワクチンを1回接種しており、ワクチン接種率は順調に伸びています。
ただ、ワクチン接種率増加と並行して景況感は改善しておらず、寧ろ先行き悪化予想が増えています。
日銀短観で先行きDIの悪化が顕著だったのが木材・木製品、非鉄金属です。
5月にウッドショックや資源価格の上昇が話題になりましたが、これは明らかにその影響でしょう。
その後は米国の木材先物価格が急落したことや、中国政府の商品高抑制の影響で資源価格の上昇が一服し、
インフレリスクへの警戒感は後退しました。
しかし、需要が減少した訳ではありませんので、このまま資源価格の下落が続くとも思えません。
暫くは資源価格上昇による企業収益悪化が業績の重石になりそうです。
逆に先行きDIの改善が顕著だったのが非製造業の対個人サービスと宿泊・飲食サービスです。
新型コロナによる悪化の度合いが半端なかっただけに、
緊急事態宣言解除やワクチン接種加速の影響が大きかったようです。
ただワクチン接種は加速していますが、東京では緊急事態宣言解除後に感染者数が増加し始めており、
厚労省はこのままいけば7月中旬には再び一日の感染者数が1000人を超えるという試算を出しています。
ワクチン接種によって感染者数が減少し、各種制限が緩和されればレジャー産業には干天の慈雨となりそうですが・・・
いまの状況を見る限り、正常化にはまだかなり時間を要しそうです。
上述の資源価格上昇の悪影響なども考慮すると日本株は暫く冴えない展開が続くのではないでしょうか。
暁投資顧問 平下
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