関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
目次
VIX指数とはVolatilityIndex(ボラティリティ・インデックス)の略で、
別名「恐怖指数」とも呼ばれています。
S&P500を対象としたオプション取引のボラティリティを基に算出された指標です。
将来の相場に対する投資家心理をオプション市場で反映する指数です。
一般的にVIX指数の数値が高いほど、
投資家の先行き不安が非常に強いとされています。
チャートを見ると最近はVIX指数の上値が抑えられている形となっています。
VIX指数の上値が徐々に切り下がっており、
この状況を超楽観相場であるゴルディロックス相場入りを
示唆していると予想する人もいれば、
VIX指数が50~60ポイントまで跳ね上がるような状況が
今後出てくるのでないかと予想する人もいます。
千竃としては、大口ヘッジファンドのVIX指数の取引状況によると考えています。
ピンク色に囲った部分を見るとある規則が見つかります。
VIX指数が16~12ポイント台に突入すると、
概ね楽観相場が始まって、
楽観相場から暴落相場へと移行しているのが分かります。
VIX指数はずっと下がり続けることはなく、
規則性を持って、10~12ポイント台を目処に大きく跳ね上がる性質があります。
なので今は楽観相場に入るか否かの瀬戸際でもあり、
暴落を警戒するような数ヶ月になるかもしれない可能性がある状態です。
図を見ると、リボンチャートを越えていくようなトレンドが
だんだんと無くなっているのが分かります。
また200日移動平均線を越えたら、ほとんど急落相場になっています。
今気を付けてみるべきポイントは、
VIX指数と200日移動平均線だと思います。
VIX指数が200日移動平均線を超えた場合、
ある程度警戒する必要がありますし、これだけ押さえつけていた反面、
大きなボラティリティ拡大も3割程度は意識していた方がいいと思います。
次に説明する規則性は、
日本株であって、上昇トレンド基調であり、
テーマやファンダが高いという前提条件付きのものとなります。
図の白い部分は今年VIX指数が上昇した時の部分です。
チャートを見るとVIX指数が上がると、
多くの国際優良株の買い場となっていることが分かります。
この状態が永遠に続くとは思いませんが、
直近7回は押し目となっており、恐らく8回目も押し目になるかと思います。
そしてこの相場のリズムが崩れた時は非常に警戒した方がいいかと思います。
VIX指数はチャートだけでなく、
VIX指数先物のポジションの動向を確認することも大切だと思います。
千竃の目安としては、VIXのショートが10万枚以上溜まると、
VIXのショートの買戻しが加速しやすいので、気を付けています。
市場の混乱状態はVIX指数がファクターになっていることが多いです。
VIX指数先物のポジションの動向のデータは、
CFTC(米商品先物取引委員会)のサイトからDL出来るので、
是非投資の参考にしてください。
詳しいDL方法については8月9日の動画で説明しているのでそちらを参照してください。
VIXの先物の手口を見ることで、投資・投機の参考になったり、
全体相場の地合いの加速度も分かるので、是非活用してみてください。
※株式市場を、一投資家がコントロールすることは出来ません、読み取ることが重要という点で
制作しておりますのでご留意くださいませ。
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