関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
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こちらの記事は、動画での内容を簡略して纏めた内容になります。
投資に関しまして、一つの参考材料にして頂く事が目的で御座います。
投資に関する、取引するか否かの最終的判断は自己責任となります。
取引に関する最終的判断は御自身で行われて下さい。
また、此方は助言ではなく、動画やブログなどは
広告の一部として記載しておりますので
問い合わせなど頂いても助言行為は行えませんので御理解下さいませ。
指標の一つとしての内容になります。
十二分に御理解頂き投資に関する一つの指標として、
参考にされて下さいませ。
ここまで拝読頂き誠に有難う御座います。
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30日の日経平均株価は27,789円となりました。
前回解説した通りの値動きに落ち着きました。
ジャクソンホール会議でのパウエル議長の非常にハト派の発言によって、
米国株が一気に上昇して、その恩恵を日本株も受けた形となりました。
日経平均、TOPIXともに上昇しており、
特にマザーズ指数は2%程の上昇となっており、
ジャクソンホール会議後の動きでは一番強いものとなりました。
またボラティリティがかなり小さくなっており、
市場が非常に楽観に傾き始めたと思いました。
しかし楽観相場だからといって日経平均が上がるとは期待されていない様です。
オプション市場を見ると、日経平均が騰がる権利は金曜日と比べて売られています。
日経平均が上昇しているのに、日経平均が騰がる権利が売られているのです。
つまりマーケット全体での日経平均の強さはあまりない状態です。
だからといって下がると思われているわけではなく、
そこまで大きなトレンドが出ないと思われているのが現状だと思います。
株式を見ると、日経平均株価の寄与度が高いあの2銘柄の下げが目立ちます。
9983 ファーストリテイリングは年初来安値を更新し、
9984 ソフトバンクグループは依然として軟調のままです。
このようにして日経平均とTOPIXの強さが逆転しつつあります。
特に7456 松田産業は貴金属リサイクルの企業で、
年初来高値を更新しました。
また2372 アイロムグループも5連騰となっています。
決算発表で非常に売られていた銘柄で、恐らく2300円が一つの壁だと思います。
今の日本株は強い状態だと思います。
今までの米国の資産形成の流れは
「先ずは不動産投資、そして株式投資」というものでした。
それが「先ずは株式投資」という流れに変わりつつあります。
なので今まで不動産投資に流れていた資金が株式投資に流れてきています。
2021年5月以降、オプションの満期日頃に、
ほぼ決まってその月の取引時間中の安値を付けています。
これはオプショントレーダーのヘッジが加速した結果、S&P500やNYダウが下がるからです。
個人投資家の買いがマーケットに影響していることを示しており、非常に危ういなと思います。
またレバレッジ型ETFも火種の1つになる可能性があります。
ウルトラプロQQQはNASDAQに3倍連動するETFです。
この運用資産残高は約240億ドルなっており、5年で7倍以上に膨らんでいます。
なので米証券取引委員会や金融庁のレバレッジ規制が
暴落のきっかけになるかもしれません。
そしてGAFAのオプションの未決済残高が非常に溜まっています。
なのでもしこのオプションが整理されたら暴落のきっかけになるかもしれません。
また米国の証拠金残高も過去最大の規模となっています。
S&P500が高値更新するのと比例して証拠金残高も増加しています。
今のアメリカ相場は個人投資家主導の相場になっています。
アメリカ相場の急所は読み切れない個人投資家の動きだと思うので、
テーパリングだけが下落のトリガーになる訳ではなく、
レバレッジ規制などもトリガーになる可能性があることも
気にかけておいた方がいいと思います。
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