一服ついた日経平均株価

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こちらの記事は、動画での内容を簡略して纏めた内容になります。
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9月15日の市況解説

15日の日経平均株価は30,511円と4日ぶりの反落となりました。

しかし株の買いパワーは相変わらず強さを感じました。

急騰した銘柄を見ると、8035 東京エレクトロンや、

4406 新日本理化は年初来高値を更新しました。

特に3996 サインポストは前日比から55%程の上昇となりました。

こうした急騰は結構投機的な意欲を掻き立てて、本来株式が求める長期投資など、

株価は事業価値に収斂していくという事を見失いがちになります。

 

14日にあった約30年ぶりの高値についてニュースなどは、

利益確定売りを誘う結果となりました。

こういった飛びつくようなニュースが出たら、

すかさず利益確定売りを入れた方がいいと思います。

ただ、15日の利益確定売りはほとんど短期筋ではないかと思います。

 

天井はまだ形成されたとは思いませんが、

日柄的に17日夜は先物オプショントレードが出来ず、

20日は祝日なので来週月曜日の中国市場や米国市場も織り込めないので、

火曜日に一気に集中する形となります。

なのでプットオプションなどでヘッジをしておこうかなと考えています。

 

オプション市場を見ると、プットオプションの出来高は殆どありません。

日経平均が150円安になっていますが、

プットオプションは初めから下がっている状態でした。

なので過度な下値警戒感はないと思います。

またコールオプションの出来高もそんなにないので、

デリバティブ主導ではなく株式全体で持ちあがる相場だと思いました。

 

 

 

TOPIXの様子


図はTOPIXの日足チャートです。

チャートを見ると、ちょうど5日移動平均線にタッチして反発となっています。

TOPIXは日柄的な事を考えると明日以降も続落するようであれば、

短期的なサポートが2050ポイントぐらいだと思います。

 

 

 

日経平均の急騰が遠のいた要因

日経平均株価の急騰が遠のいた要因は5つあります。

まず1つ目がボリンジャーバンドのバンドウォークが終わったからです。

2つ目がコールオプションの売買低下したことで、

3つ目に空気を読まないNY市場があります。

4つ目は先物を急いで買い戻す必要がなくなったことです。

5つ目が自民党総裁選の告示日が9月17日と直近だからです。

なので大きな急騰はなくなり、じりじり上がるか高値もみ合いの形になると考えています。

 

 

 

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