高まる中国恒大集団のデフォルトリスク

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9月16日の市況解説

16日の日経平均株価は30,323円と続落となりました。

急騰の気配は遠のき、急速に手仕舞いムードとなりました。

これは日柄的なものや、中国恒大集団のことも考えて、

一旦手仕舞いしておくという流れがあったからだと思います。

マザーズ指数は3%程の下落となり目立ちました。

 

株式では8303 新生銀行8473 SBIホールディングスの買収阻止へ向けて、

6758 ソニーグループにスポンサー打診をしたニュースが話題になりました。

 

そして世界の半導体市場が10兆円に上るそうです。

3年連続市場が拡大しており、まだまだ半導体不足も収まる気配はありません。

 

TOPIXも日経平均もチャートを見ると、5日移動平均線を割り込んでおり、

この状態で週末を迎え、月曜日は祝日の為、満月の火曜日に取引を迎える形となります。

また17日は先物・オプションのナイトセッションがシステム移行の為、取引停止となります。

そういった状況となる為、短期的にはプットオプションを買っておきたいと思う局面です。

 

 

 

中国恒大集団のデフォルトリスク

中国恒大集団のデフォルトリスクが高まっています。

中国恒大集団とは中国の不動産開発企業で、中国の不動産バブルを背景に成長した企業です。

国が所有する土地を仕入れてマンション開発などを行っていましたが、

そこから映画製作や自動車製造、ヘルスケアやサッカーチームなどにも参入しました。

3~4年前から中国恒大集団のデフォルトの可能性を危惧されており、

機関投資家の間でも話題になっていました。

中国恒大集団は流動負債が約30兆円あり、ドル建てで2兆円の債権を持っています。

そして9月20日期限の銀行融資利払いが出来ないという事でここ最近話題になっていました。

つまりお金を借り過ぎたことから起こった問題ですが、

この中国恒大集団の利払い履行不能はシャドーバンキング問題に波及する可能性があります。

 

 

 

リーマンショックの再来?

リーマンショック時は複雑に絡んだデリバティブ取引で、

一体どの国がどれだけの損失を抱えているのか全くの不明でしたが、

中国恒大集団の場合は、アナリストの試算だと概ね25%ほどは回収できる見込みが出てきています。

なのでシャドーバンキング問題だったり、ドミノ的な連鎖、

金融システミックリスクに飛び火しなければそこまで大きな問題にならないかと思います。

また中国の総量規制は日本のバブル潰しを彷彿させるもので、

日本のバブルが弾けたときに米国市場に資金が流れたように、

中国の不動産バブルが弾けると日本市場に資金が流れてくる様に思います。

千竃としてはリーマンショックの様にはならないと考えています。

ただし日本市場に与える影響はそんなにないと思いますが、

中国市場に与える影響は大きいと思いますので、

中国株を持っている人は警戒した方がいいと思います。

 

 

 

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