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こちらの記事は、動画での内容を簡略して纏めた内容になります。
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先週の振り返り

先週は取引期間3日間しかなかったので、基本的には様子見姿勢だったのですが、

中国恒大集団の問題が蒸し返されたり、

FOMCでは遂に来月テーパリングの発表かということで、

相場の上げ下げが激しかったのですが、

終わってみれば日本市場はそれなりに良い感じとなりました。

 

一方、米国市場の様子を見てみましょう。図はS&P500指数のチャートです。

チャートを見ると、青色の50日移動平均線を割り込みましたが、

3、4日間程滞留してから金曜日にもう一度上抜けて終わった形となりました。

この50日移動平均線をベースに上げ下げが続いていくのではと思います。

そして赤色の200日移動平均線辺りで調整されるのではないかと思います。

ただ10月後半～11月に企業の好業績が出てくれば、また違った見方になるかもしれません。

けれど既に米国企業の好業績はかなり早々に織り込まれている様な感じはあります。

 

次に米国債10年利回りのチャートです。

こちらもいよいよレンジをブレイクし始めています。

企業の好業績高収益を支えていた低金利の部分が崩れ始めています。

だからといって米国株にショートを振るのは現時点では考えていないです。

どちらかといえば10月～12月ぐらいの200日移動平均線辺りでの押し目買いを狙って、

S&P500に連動するETFなどを暁投資顧問のコースで助言して行こうかなと考えています。

 

 

 

日本株の強さはまだ続きそう

今週は投資スケジュールが多くある為、先週より一層警戒する週となりそうです。

しかし株式市場においては引き続き強い動きになるかと想定しています。

業種別指数で見ると、最近保険業が非常に強い上昇を続けています。

一方、上昇などが出遅れている指数もあります。

たとえば鉱業はまだ6月の高値を越えておらず、小売業もまだ3月の高値を越えていません。

どちらもまだまだ上がる余地を残している業種だと思います。

日本株には世界的にみてもまだまだ上がる余地があります。

リビジョンインデックスも拡大できる余地があり、

行動制限解除や業績の上方修正など上げ幅の余地がまだまだあると思います。

 

 

 

注目している銘柄紹介

最近千竃が注目している銘柄があります。

一つ目が3315　日本コークス工業です。

東証1部に上場しているコークスを中心とした商社で、

コロナショック前まではあまり振るわなかった企業でした。

しかしコークスを製造すると副産物として水素が生まれることから、

隠れた再生可能エネルギー関連銘柄として上昇しました。

配当も増配しており、増収も発表していることから、

ちゃんと利益を出している企業となっています。

 

二つ目が4307　野村総合研究所です。

日本最大かつ日本初のシンクタンクで、就職などでも人気企業の一つとなっています。

8月以降のチャートを見てみると、陰線:陽線の比率が3:7程となっており、

ここ2カ月ぐらいはほとんど買い気が強い状態となっています。

業績も非常に良く、一番大きな収益を出しているのが

金融のITソリューションとなっています。

日本株の約50％、国内債券の約30％の金融システムのバックに

野村総合研究所がついています。

こういったことからDX関連銘柄としては業績も良く、

テーマも良い事から引き続き注目している銘柄です。

 

 

 

今週の投資戦略

今週の投資スケジュールは、注目されているものが多くあります。

27日から水星逆行が始まり、

28日が配当そして権利付最終売買日となっており、

29日が自民党総裁選開票日となっています。

30日には中国の9月製造業PMI・非製造業PMI・財新製造業PMIと、

かなり中国に関係する指標が午前10時45分に発表されます。

そして10月1日には米国のISM製造業景気指数や、

日本の8月失業率・有効求人倍率・日銀短観などが発表されます。

先週は政治的なイベントが強かった印象がありますが、

今週はより警戒しないといけない週になるかと思います。

今週のテーマとしては、

「政局で動いたのか、それとも権利(配当)で動いたのか」を見極める週となりそうです。

 

 

 

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