岸田ショックで日経平均大暴落!!

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10月1日の市況解説

1日の日経平均は28,771円となり、5日続落となりました。

今週は久しぶりの大きな暴落となりました。

1週間で1000円以上の下げとなり、今週は軟調になりそうだと予想していましたが、

ここまで下がると予測できなかったのは申し訳なく思います。

 

岸田内閣の人事など改革という意味では

「ちょっとパッとしないな」と感じる空気感が全体的にありました。

中国のサプライチェーン圧迫だったり、

インフレが高止まりしているスタグフレーションの中、

期末の売りなどもあったりで悪いものしかない経済状況となっています。

 

株式市場を見ると、今まで市場を押し上げていた

アフターコロナ銘柄がに陰りが見えた一日でした。

業種別で見ると鉱業だけがプラスでそれ以外はマイナスとなっていました。

相場の強弱を測る上で新高値銘柄数と新安値銘柄数は重要なポイントとなります。

1日は新安値銘柄数が新高値銘柄数を上回る結果となりました。

今の市場はスタグフレーションの中でテーパリングに入るという

泣きっ面にハチな状態で、新政権期待も剥がれ落ちた厳しい状況となりそうです。

 

日経225オプションを見てみると、

プットオプションの出来高なんと5000枚以上となっています。

いつもと比べて非常に出来高が増えており、

特に27,000円~28500円辺りの出来高が非常に増えているので、

急落があるとしたらこの辺りが狙われているのかと思います。

 

 

 

日経平均・TOPIXのチャート解説


日経平均株価のチャートを見ると、機械的な売りが入っていることが分かります。

以前まであった「とりあえず日本株を買おう」という流れから

逆の流れになっています。

米国発のスタグフレーションなのか

日本への期待感がなくなったからなのかは分かりませんが、

まずは先物を売るという流れが来ているのが分かります。

 

そしてTOPIXのチャートを見ると、

菅内閣退陣上げを全部戻した形となってしまいました。

ここまでの下落となるとは想定できなかったのは申し訳なく思います。

押し目ポイントとしては

1983ポイント、1950ポイント、1880ポイントだと思います。

移動平均線が示している通り、

ある程度ここからの買い下がりはいい勝負になるのではと思います。

 

 

 

暴落原因は?

今回の暴落原因としては増税が検討されていること、

投資家にとって厳しい改革がされそうなことや、

岸田新内閣に新たな変化を感じられないという点で失望されていること、

そして半導体業界のファンダメンタルズ悪化という要因が影響したではと思います。

 

 

 

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