関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
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こちらの記事は、動画での内容を簡略して纏めた内容になります。
投資に関しまして、一つの参考材料にして頂く事が目的で御座います。
投資に関する、取引するか否かの最終的判断は自己責任となります。
取引に関する最終的判断は御自身で行われて下さい。
また、此方は助言ではなく、動画やブログなどは
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問い合わせなど頂いても助言行為は行えませんので御理解下さいませ。
指標の一つとしての内容になります。
十二分に御理解頂き投資に関する一つの指標として、
参考にされて下さいませ。
ここまで拝読頂き誠に有難う御座います。
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4日の日経平均株価は28,444円と6日続落となりました。
株式は6920 レーザーテックや6954 ファナックなどの人気銘柄の弱さが目立ちました。
しかし値上がり銘柄数は約870銘柄と多くあり、
その中でもディフェンシブ銘柄に偏った買いが入っているような印象がありました。
そしてアフターコロナ銘柄にはしっかりと買いが入っていました。
中国市場は中国国慶節で10月7日まで休場の為、
中国のヘッジが日本株売りを少し加速させた様に思いました。
日経225オプションを見ると、プットオプションの出来高が跳ね上がっています。
27000円のプットオプションの始値9円から67円まで上昇しました。
また28000円のプットオプションも始値34円から235円まで上昇しています。
出来高が2000枚以上のプットオプションが多くありました。
そして取引期限が短い10月限のプットオプションが軒並み買われていました。
そしてこの10月限のプットオプションのIV(インプライドボラティリティー)が
軒並み上昇しており、40近くになり始めています。
一方11月限のプットオプションのIVはそこまで高くないので、
11月はそんなに警戒されておらず、10月のSQにだけ非常に警戒されていることが分かります。
日本市場には認知度や整備度、流動性からみて、
基本的にオプション取引できるものが日経225オプションぐらいしかなく、
しかもSQで清算できます。
そして過去の暴落はたいていプットオプションの出来高が軒並み増えています。
だからプットオプションの出来高を見ることで、日本株の強弱を測ることが出来ます。
プットオプションが買われると、オプション市場に下落圧力がかかり、
それが先物市場へと伝播して、現物市場へと影響していきます。
これが一連の相場下落の流れとなります。
今回日本株が売り浴びせられた理由は3つあります。
1つ目が新内閣への期待が剥がれ落ちたことです。
2つ目が外部環境の悪化です。
NY市場が下落しており、物価高やコストプッシュ型のインフレなど懸念され、
スタグフレーションの影が見え隠れしています。
そしてここにきてテーパリングも意識され始めており、FRBの選択に注目が集まっています。
また中国の中国恒大集団の問題もあります。
そして3つ目が日経平均株価が割安ではなくなったことです。
9月17日に日経平均30,500円つけていた時はPER14.04倍でしたが、
10月4日の日経平均28,444円のときはPER13.82倍と、
そこまで差が出ていない状態となっています。
日経平均が2000円以上の差があるのにも関わらず、PERでそこまで差がないのは、
日経平均のEPSが低下しているからだと思います。
これはやはり10月1日から新たに採用された3銘柄の影響が大きいと思います。
ファンダメンタルズ的な部分では徐々に落ち込み始めており、
企業業績などが更に向上しない限りは今の水準は決して割安ではないと思います。
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