関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
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こちらの記事は、動画での内容を簡略して纏めた内容になります。
投資に関しまして、一つの参考材料にして頂く事が目的で御座います。
投資に関する、取引するか否かの最終的判断は自己責任となります。
取引に関する最終的判断は御自身で行われて下さい。
また、此方は助言ではなく、動画やブログなどは
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問い合わせなど頂いても助言行為は行えませんので御理解下さいませ。
指標の一つとしての内容になります。
十二分に御理解頂き投資に関する一つの指標として、
参考にされて下さいませ。
ここまで拝読頂き誠に有難う御座います。
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先週は大きく下がって大きく上がった相場となりました。
NY市場では雇用統計がかなり悪かったですが、
NYダウ平均CFDや日経平均CFDはそこまで大きな動きはありませんでした。
しかし米国債10年利回りが1.6%をつけており、原油も1バレル80ドル台まで上昇しました。
原油も上がって金利も上がっている中、
インフレリスク、スタグフレーションリスクが忍び寄っています。
しかしVIX指数は18ポイント台と市場のボラティリティは小さくなっています。
つまり今すぐの暴落やボラティリティの高まりといったリスクはないと思います。
なので今週は揉み合い・トレンドレスの状況が続くように思います。
今年非常に気を付けておきたいポイントがあります。
それはTOPIXの200日移動平均線に同期している、
週足の52週移動平均線を割り込むかどうかです。
この動きにより中期的な日本株への投資スタンスを
変えなければならないので注意が必要です。
また金利と原油が上昇しているがVIXは下がっているこの状況で、
半導体価格(DRAM価格)が下落しています。
昨年から無双状態だった半導体株市場にも、
10~12月辺りにかなりダメージを受けるのではないかと思います。
短期的には半導体株は戻りが弱くなるかもしれません。
岸田総裁の所信表明では「分配」という言葉が多く言及されていました。
岸田総裁が掲げる新資本主義でひときわ目立っているのが、
金融所得課税の引き上げです。
これは富裕層の課税強化に向けた大衆増税で、
格差是正の名を借りた大衆増税だと思っています。
しかしこれは今まで野党が掲げてきた弱者に寄り添い格差をなくそうというスタンスを
岸田総裁が全て総取りしたので、野党としてのポイントが見えなくなっています。
つまり野党が攻めにくい状況となっており、
これも含めた岸田総裁の選挙勝利への裏シナリオだとしたら感服するばかりです。
今私たちが警戒しなければいけないのは、アベノミクスが終わったということです。
そして金融緩和も終わり、残すはこれからどうなるのかというところです。
日常生活にはあまり変化がないかもしれませんが、
実はそういう時にこそ大きなUターンをしていると言われています。
今までの日本の景気はアベノミクスで金融緩和ジャブジャブで株価を上げてから、
企業の資金調達を簡単にし、そして企業活動の活性化をスタートラインとして、
雇用が少し上がり上手く経済が回り始めたタイミングで消費税増税をしてしまった、
しかし初めの金融緩和の残り火で経済が回っているという状況でした。
ただこれからは金融緩和を止める、株式投資への税率を引き上げる、
つまり日本の金融に対しての魅力が無くなってしまう可能性があります。
このように金融市場を無視し続けると、
自ずとアベノミクスの逆回転が始まることは警戒しておきたいと思います。
今週の注目銘柄としてはエネルギー関連銘柄です。
今は若干落ち着いたものの、下がれば押し目買いのチャンスではないかと思います。
またノンバンク系銘柄が非常に強いので注目しておきたいところです。
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