関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
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こちらの記事は、動画での内容を簡略して纏めた内容になります。
投資に関しまして、一つの参考材料にして頂く事が目的で御座います。
投資に関する、取引するか否かの最終的判断は自己責任となります。
取引に関する最終的判断は御自身で行われて下さい。
また、此方は助言ではなく、動画やブログなどは
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問い合わせなど頂いても助言行為は行えませんので御理解下さいませ。
指標の一つとしての内容になります。
十二分に御理解頂き投資に関する一つの指標として、
参考にされて下さいませ。
ここまで拝読頂き誠に有難う御座います。
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先週の株式市場は大きな下げに見舞われた1週間でした。
TOPIXは1.4%の下落、日経平均株価は2.5%の下落となり、
日経平均の方が総体的に売られている状況でしたが、
しかし12月2日、3日にTOPIX Core30を中心とした
日本を代表する国際優良株が徐々に買われ始めて
3日に大きく小型株、バリュー株などの色々な株に伝播していきました。
しかし雇用統計が発表されて金利が低下し、それに伴うNASDAQの急落、
先物の需給だけで動いていた先物市場がその影響を受けて、
日経225先物は300~400円安となってしまいました。
一方、米国市場ではNYダウはいささか下落していますが、
NASDAQが295.85ポイント安という2%近い下落となりました。
S&P500も1%に近い下落となっていますが、
半導体は0.16%の下落とそこまで下がりませんでした。
しかし米国10年債利回りは5%以上も低下しました。
つまり株式から債券市場へのローテーションが行われている不気味なサインが出ています。
そしてVIX指数は金曜日の夜にはついに35ポイント台まで上昇して、
ハイボラティリティが続いている状態となりました。
ただ1年半に渡る過剰流動性相場が、
FRBのテーパリングが加速するという表明によって、
ひとまずは終わったと結論付けていいかと思います。
ここからは業績相場だったりと、そういう方向に移行していくかと思います。
景気後退というか、メルトダウン相場が来たとしても、
やはり世界の潮流は電気自動車(EV)で、電気自動車の部分はまだまだ成長分野だと思います。
電気自動車の株を買うよりは、そこに提供している素材の会社を狙うのが良いかと思います。
例えば電気自動車だったらリチウムイオン電池です。
アルベマール(ALB)は世界最大のリチウム鉱山を所有している会社で、
チャートをみる限り、まだまだ株価が上昇して行くような気配があります。
200ドル辺りの水準まで下がれば凄く美味しい感じになるかと思います
また日本では8015 豊田通商が販路を持っており、
株価も下がり始めているので注目していきたいところです。
そして6645 オムロンも注目しています。
京都に本社を置いており、
体温計や体重計などヘルスケアのイメージが強い企業だと思います。
家庭用血圧測定器は世界で50%のシェアを持っており、
新就任した山田義仁社長は、この家庭用血圧測定器でロシア市場を開拓しました。
そしてファクトリーオートメーション(FA)の分野でも
半導体製造装置の分野でも徐々にシェアを獲得しています。
Suicaの自動改札機もオムロンが90%のシェアを持っています。
オムロンはアルゴリズムに精通している企業で、
その辺りは他の有名企業にも負けない力を持っています。
オムロンの買い場を考えた際、チャイナショックやコロナショック時での動向を振り返ると、
景気が悪化すると株価が月足で半値になる傾向があります。
今のオムロンは株価は10,000円を超えているので買えるレベルではありませんが、
暴落した時にオムロンを仕込むのは非常に良いかと思います。
今週は10日にメジャーSQがあります。
CTAと呼ばれる商品先物ヘッジファンドが数万枚の売り建玉を持っており、
この建玉をそのままにしてメジャーSQで決済するのではないかと思います。
そうなるとメジャーSQが29,000円になるのは非常に難しいと思います。
なぜなら買戻しの気配がないからです。
なので今週はダウンサイドへのSQを意識した方が良いかと思います。
具体的にいうと27,000~28,000円の間、
あるいはオーバーシュートして27,000円割れの着地なども考えておく必要があると思います。
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