ドルインデックスとは?

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ドルと円の関係はどこで見る?

皆さんはドルと円の関係を見る時、何を参考にするでしょうか?

一般的にはドル円の為替レートを見る方が圧倒的に多いと思います。

 

もちろんドル円の為替レートを見れば、

ドルと円の関係性を瞬時に把握することができますが、

ドルと円以外の他の通貨との関係性を見ることができません。

 

「別にドル円の関係性を知りたいのだから、他の通貨とドルの関係性は関係ないのではないか」と

思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

ドルと円の真の力関係を知るためには大いに関係するのです。

 

そこで今回はドルと複数の主要通貨との力関係を見るためのドルインデックスについて説明します。

わかりやすく説明しますのでぜひ参考にしてください。

 

 

 

ドルインデックスとは?

改めてになりますがドルインデックスとは、

ドルとユーロや円、ポンドなど複数の主要通貨との力関係を示しているものです。

 

ドルインデックスが高くなれば、主要通貨対比ドルが強くなっているということになり、

逆にドルインデックスが低くなれば、主要通貨対比ドルが弱くなっていることがわかります。

 

ドルインデックスは、インターコンチネンタル取引所 (ICE) 、

アメリカ連邦準備制度理事会 (FRB) や国際決済銀行 (BIS) などが、

それぞれの方針で独自に作っているので、

それぞれのドルインデックスの特徴についてしっかり理解することが必要です。

 

例えば、最も目にする機会が多いドルインデックスである

ICEのドルインデックスは6通貨で構成されていますが、

その計算方法の半分以上が対ユーロでの為替によって計算されています。

つまり、ICEのドルインデックスはドルユーロの影響が非常に大きいのです。

 

 

一方、FRBが作成しているドルインデックスは26通貨から構成されています。

FRBのドルインデックスは、アメリカの貿易状況を重視しているため、

最も貿易額が大きい中国元の影響が大きく、次いでユーロ、カナダドルと続き

日本円の影響はあまり大きくないのが特徴です。

 

このように、同じドルインデックスと言う名前でもそれぞれに特徴がありますので

まずはドルインデックスの特徴についてしっかり理解しましょう。

 

 

 

その円高は本当に円が強いのか?

仮に、為替レートが円高ドル安に進んでいるとしましょう。

ドルインデックスを確認しないと、「円が強くてドルが弱いんだ」と思うだけだと思います。

 

しかし、ドルインデックスを確認すると違った側面が見えるかもしれません。

 

もし、円高ドル安でも、ドルインデックスが強い場合、

「円以外の通貨ではドルは買われている」と見ることができます。

つまり、「円が強くてドルが売られている」という状況だと分析ができるのです。

 

一方、同じ円高ドル安でも、ドルインデックスが弱い場合、

「円以外の通貨でもドルは売られている」と見ることができ、

つまり「ドルが弱くて相対的に円が買われているという状況だと分析できます。

 

このように、一見すると同じ円高ドル安でも、

どちらの通貨に原因があるかをドルインデックスを見れば知ることができます。

 

どちらの通貨に原因があるのかわかると、今後の為替の予想にも役に立てることが可能です。

 

例えば円が強いことが理由の場合、

今後も円が買われる材料があるのか調べることで今後の為替の予想をすることができるでしょう。

 

また逆にドルが弱いことが理由の場合、

今後もドルが売られる材料があるのか調べることで今後の会社の予想することができます。

 

このように、為替レートとドルインデックスを併用することによって

今後の為替の予想の精度を上げることができるのです。

 

 

 

実際のチャートを見てみよう!

下のチャートはFRBが発表しているドルインデックスの2021年のチャートです。

 

<ドルインデックスのチャート>

2021年のドルインデックスチャート

 

<ドル円のチャート>

2021年のドル円チャート

ドル円のチャート比べてみると、同じ動きをしている期間があるのが分かります。

例えば10月以降はドルインデックスのチャートもドル円のチャートも上昇しています。

つまり「ドルが強くて円が弱いドル高円安」であることがわかります。

このように過去のチャートを見ると値動きがよくわかりますので、実際にいろいろなチャートを見てみましょう。

 

 

 

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