ダラダラ下がる日経平均株価。その背景には何がある?

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12月13日の市況解説

13日の日経平均株価は28,640円と反発となりました。

反発となってはいますが、相場は寒い状態が続いている様に思います。

 

岸田政権になって以降、日経平均もTOPIXもマザーズも未だに上値追いをしていません。

インデックスという面では、新しい政権への期待が1ミリも伝播していないことが分かります。

 

13日の相場の地合いをみると、年初来高値を更新した6966 三井ハイテック

材料が出た8591 オリックス、半導体向け純水製造装置の6368 オルガノなどの

一部の銘柄は確かに強いですが、新高値銘柄数は57銘柄なのに対し、

日経平均が前日比200円高にも関わらず新安値銘柄は163銘柄もあり、

地合いが悪いことが分かります。

 

オプションの温度感を見ると、FOMCが控えているのにも関わらず、

プットオプションもコールオプションも出来高があまりなく、既に年末モードに入っている様です。

 

 

 

日経平均ダラダラ下がる原因は何だ?

13日の日経平均は200円高の反発なっていますが、

株の中身を見ると値下がり銘柄が多く、相場の地合いは悪い状態です。

 

ここ最近は日経平均がダラダラ下がっており、その背景には3つのポイントがあると思います。

まず1つ目が日本への資金が限定的でだいだい2.5兆円~3兆円の売買代金しかないことです。

2つ目が岸田政権の市場へのリップサービスのなさです。

そして3つ目が回転が効かない自重の重さだと思います。

 

 

 

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