1月17日の市況解説

17日の日経平均株価は28,333円と3日ぶりの大幅反発となりました。

17日は米国市場が休場ということで、

市場参加者が少なく、鉄鋼・船が下がっていました。

17日の日経平均の上昇に関しては、正直なぜ上昇したのかが分かりません。

 

岸田首相は施政方針演説で、

非財務情報の開示ルールや四半期開示の見直しを行うことを表明しました。

岸田政権は資本主義に対して本当に異なるアプローチをしています。

 

また15日に起きたトンガ海底火山噴火による影響で、世界中に被害が出ました。

 

18日のマーケットテーマとしてはやはり日銀金融政策決定会合が重要になるかと思います。

もし何かしらの政策変更があった場合は、日経平均の初動は下の方になると思います。

なので大幅反発した日経平均が大幅下落する可能性は充分にあるので、

日銀金融政策決定会合の動向に注目しています。

 

 

 

東証REIT指数の様子

図は東証REIT指数のチャートです。

東証REIT指数がついに2000ポイントを割りました。

グロース株が売られてるのはここ最近解説していますが、

実は東証REIT指数も1月5日に天井を付けてからずっと下がっています。

さらに昨年の7月辺りに一度天井を付けてから悪化してズルズルと下がり続けています。

しかし千竃としては強気でいきたいと考えており、

チャート上で下げ止まりを感じてから改めて動きたいと考えています。

 

 

 

騰がる銀行株、下がる高成長株

図は上のオレンジの線が8306　三菱UFJFGのチャートで、

下のチャートが6920　レーザーテックです。

6920　レーザーテックは高いPERで半導体銘柄ですが、

4日の大発会から徹底的に売られており、10%以上も下落しています。

一方で8306　三菱UFJFGは低いPERで成長性も乏しいですが、

4日の大発会からのパフォーマンスはなんと14％も上昇しています。

 

図を見ると2つのチャートはワニの口の様になっており、

これが今の日本相場を表している様に感じます。

 

日本市場ではバリュー株も上がって、グロース株も上がる様なケースはあまりなく、

今後もこういった傾向が続くかと思います。

 

 

 

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