関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
7日の日経平均株価は27,248円と反落となりました。
バリュー株は強かったものの、グロース株は軟調といった地合いでしたが、
27,000円を大きく割る様な典型的なリスクオフ相場ではありませんでした。
またウクライナ情勢による有事関連が注目されていた様に思います。
株式を見ると保険と銀行のセクターが相場を牽引していました。
世界的に金利上昇局面にある中でバリューの側面もあり、
買えるという意味でこの2つのセクターが非常に強かったです。
今の世界金利上昇局面で価格維持には金利局面の割引率よりも、
継続的にキャッシュフローで稼ぐ企業に投資の矛先は向かいやすいと思います。
なので売上よりも営業キャッシュフローに注目していった方が良いかもしれません。
そして隠れた円安恩恵銘柄としては1540 純金上場信託があり、
円ベースでの金価格に連動するので円安になると下げづらく、騰がりやすい傾向があります。
なのでポートフォリオの一つとして検討するのも良いのではないかと思います。
また有事関連銘柄で代表的な6208 石川製作所は3.3%の上昇、
自社株も発表していた6203 豊和工業は4.4%の上昇となりました。
今の情勢を考えると有事関連銘柄は1単元でもいいので持っておきたいところです。
また7日の新高値更新銘柄を見てみると、石油か銀行かインフレ対策関連となっており、
幅広い物色があったとはいえない状態となっていました。
1月第4週は大きく下落した週でしたが、図はその週の投資主体別売買動向です。
図をみると分かる様にこの週に海外投資家は約5000億円の売り越しをしていました。
そして年金の買いが予想されていましたが、実際は投資信託と個人投資家の買いでした。
今気になっているのは先週のあの驚異的な買いはどこの買いだったのかです。
先週の平均売買代金は約3兆円あり、日本市場としては珍しい状態でした。
なので一体どこが買っていたのが気になるところです。
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