関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
25日の日経平均株価は26,476円と大反発しました。
世界株安で始まった一週間は今度はリバウンドで終わる結果となりました。
「噂で売って、事実で買う」という、戦争が始まるかもしれないという噂で売られ、
実際の号令がなったら事実で買われたという形になりました。
日経平均先物は安値から900円近くの上昇となりました。
日経平均株価は505円高と1.9%の上昇となっており、
非常に強かったというよりは、弱かった分の揺り戻しだという認識でいた方がいいと思います。
株式を見ると、日本株全面高となっており、ハイテク株や半導体株などが主役の一日でした。
半導体銘柄の6323 ローツェは9.6%の上昇、8035 東京エレクトロンは5.7%の上昇となりました。
そして意外にもグロース株も買われていました。
またバリュー株の海運株も上昇しており、9107 川崎汽船は7%の上昇、
9101 日本郵船は4%の上昇、9104 商船三井は4.7%の上昇となりました。
一方で、銀行株が急落となっており、
8354 ふくおかFGは6.4%の下落、みずほFGは1.6%の下落となりました。
これは買い場探しなのではないかと思います。
米国市場ではロシアの電光石火の様な侵攻が合図となって、NASDAQ急伸となりました。
その背景には金利上昇に対する手心や利上げタイミングの延期に対する期待が出てきたからだと思います。
日経平均株価の急騰に違和感を感じているのは、図のチャートにあります。
日経平均は1月5日大発会に上昇し、その後急落しました。
そして1月中旬に日銀の金融政策決定会合があり、
その思惑で前場に28,500円を超える上昇をしましたが、
結果が金融政策維持ということでその後下落しました。
その後2月のSQ週に向けて上昇していき、
2月10日には一時27,880円まで上昇しましたが、また下がり始めました。
今年3回も買いの罠が発生しており、いずれも日経平均が楽観に傾いて、
これからリバウンドする様な意志をチャートの描写させてから急落する様な形となっています。
なのでこういったことから中々日経平均に対して強気になることが難しく思います。
もちろんオプションを通しての強気のポジションは時折挟みますが、
中々日経平均を買おうという気にはなりません。
ただ日本株に対しては地銀株などそろそろ買い場などではないかと感じます。
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