関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
2日の日経平均株価は26,393円と4日ぶりの反落となりました。
日経平均のチャートをみると1日に日中の値動きがほとんどない陰線であるトウバをだしており、
そんな中で窓を開けての下落となり、アイランドトップという不吉なサインが出ていました。
マーケットの国際情勢も一日で雰囲気が変わりましたが、株式でも同じように雰囲気が変わりました。
そういった状況下なので、オプション取引で資産を守るのは欠かせないと感じました。
株式を見ると、時価総額が大きい自動車関連銘柄の下落が目立ちました。
7203 トヨタ自動車が4.4%の下落、6902 デンソーも4.2%の下落となりました。
また典型的なリスクオフな形で長期金利が低下しており、
金利上昇に恩恵がある様な保険株や金融株が大幅下落していました。
例えば生保大手の8750 第一生命HDは5.2%の下落、
8795 T&Dホールディングスは6.3%の下落となりました。
また原油が上昇していることもあり、1671 WTI原油ETFに投機的なマネーが入り、
10.1%も上昇して年初来高値を更新しました。
世界的に見てもリスクを回避する債券買いが強い一日でした。
また米国のエクソンがロシアの石油事業から撤退するという衝撃的なニュースが話題になりました。
ロシア政府の金融回りで大きな動きがありました。
ロシア政府は外国人投資家のロシア資産売却の禁止、
即ち外国人がロシア債や株の売却をすることを一時的に禁止にすると発表しました。
これにより機関投資家は「独裁体制の国には決して投資をするな」という
一つの教訓を得たのではないかと思います。
これから世界的にも上昇していきそうなテーマとしては、
やはり防衛力(自衛力)だと思います。
米国株だと軍需産業株のロッキード・マーティンやレイセオン・テクノロジーズ、
日本株の大型株だと7011 三菱重工業などが注目されるのではないかと思います。
またインフレに対応できるような素材関連銘柄も非常に強いと思います。
化学、鉄鋼、繊維、鉱業など、特に非鉄関連が強い様に感じます。
5563 新日本電工、5702 大紀アルミニウム工業所、
5727 東邦チタニウム、5541 大平洋金属辺りは面白いのではないかと思います。
これからどんどんインフレが進んでいくことは予想できるので、
市況の動向が業績に寄与する株式群に注目していくのが良いのではないかと思います。
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