関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
7日の日経平均株価は25,221円と大幅続落となりました。
日本だけでなくアジア全体、世界全体で下落しており世界株安となっています。
日経平均は一時25,006円まで下がり、年初来安値を更新し、寄り付き天井となりました。
日経平均PERも12.19倍となっており、12倍台を切りそうな状況となっています。
株式を見ると、時価総額が最も大きい7203 トヨタ自動車が6.5%も下落していました。
また6367 ダイキン工業も4.9%の下落となっており、年初来安値を更新しました。
そして6902 デンソーも7.3%の下落となっており、
日本を代表する様な大企業が年初来安値を更新するほど下落しています。
ETFまで含めた安値銘柄数は600銘柄を超えている状況です。
しかしこういった状況下でも上昇している銘柄はあり、
先日紹介した肥料で有名な4979 OATアグリオは13.6%の上昇となりました。
同じ肥料関連銘柄の4031 片倉コープアグリも5.3%の上昇となりました。
また石炭の3315 日本コークス工業は11.1%の上昇となっています。
ルーブルの代用を想起していたビットコインなど暗号資産も下落しており、
こういった戦争が市場のテーマになっている中で、
ビットコインなどの暗号資産は少し難しいのではないかと思います。
普通に考えると、今は生活必需品や公共インフラなどその辺りの株は買い時だと考えており、
高バリュエーション銘柄は3月17日までは仕込み時だと思います。
日経平均の3分足チャートですが、停戦の報道を受けて25,400円近くまで上昇しました。
しかし11日にSQを迎える26,250円まで騰がる権利(コールオプション)は、
停戦の報道を受けても10円しか騰がっていません。
日経平均が騰がる権利(コールオプション)は先高感はありませんでした。
こういう様にオプション取引を知っていれば、市場の温度感を見ることが出来ます。
日経225オプションの出来高を見ると、異常に膨らんでいることが分かります。
しかし出来高上位にいる4月限のオプションは少ししかありません。
3月限のヘッジは加速しているのに4月限のヘッジは意識されていないというところも
これからのヒントになるのではないかと思います。
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