関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
22日の日経平均株価は27,224円と6日続伸となりました。
連休明けは円安拡大と米国金利上昇での始まりとなりました。
日経平均の上昇はほぼほぼ円安要因だと思います。
そして日本売りの背景は先週の黒田日銀総裁の円安容認発言が一端となっている様に思えます。
日経平均は上昇していますが、機械的に買いが入っている様な感じがしました。
株式を見ると、メジャーSQを通過してから久しぶりに値下がり銘柄数が大きく増えていました。
一時は値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回る瞬間もありました。
これは米国の長期金利上昇に耐えられない企業が出てきたからだと思います。
なのでここから先は本当に円安のバイアスがかかっている企業や円安でも強い企業との
明暗の差が出てくるのではないかと思います。
また株式市場は米国の金利上昇の影響で金融株が非常に強い一日でした。
8354 ふくおかフィナンシャルグループは3.7%の上昇、8750 第一生命HDは5.9%の上昇、
8306 三菱UFJフィナンシャル・グループは5.6%の上昇で年初来高値を更新しました。
資源株も非常に強く1605 INPEXは8.6%の上昇で年初来高値更新となりました。
22日のNY市場は全体的に下落気味でしたが、
VIX指数も下がっていたので特に恐れることはない下落となりました。
そしてVIX指数はまだ下落傾向にあるので、ひとまず米国市場は底打ちの印象を受けました。
また米国の政策金利の動向を一番先に織り込む米国2年債の金利が大きく上昇しており、
金利市場はかなりの利上げを織り込んでおり、
さらにその先の景気後退も見ているのではないかと思います。
ボラティリティが沈静化して、相場は上昇となりました。
日経VIは24.4ポイントと目安としてた25ポイントを割り込んでおり、
恐怖に傾いていた相場が少し元に戻ってきている様に思います。
チャートを見ると75日移動平均線を割り込もうとしており、
直近では2月上旬ぶり、それ以前だと昨年11月~1月の間以来となるので、
高まっていたボラティリティ相場が鎮まる可能性が非常に濃厚になってきました。
ただ円売りはショートカバーなどで盛り上がっている可能性があるので、
それが途切れた時は非常に乱高下する相場になりそうです。ただ現状は楽観状態だと考えています。
いつもブログにアクセスして頂きまして ありがとうございます。
もし今日のブログ記事が投資の参考になりましたら大変お手数ですが
こちらのバナーをクリックして暁投資顧問の応援をして頂けますと幸いです。
最新情報をお届けします