関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
24日の日経平均株価は28,110円と8日続伸となりました。
非常に強い相場となっており、その背景には恐らく円売りに反応している状況と、
年度末に向けての買いが機械的に入っていたり、
10兆円大学ファンドなどが動いてるといった状況が関係していると思います。
米ドル/円は121.93円と急騰しており、その影響もあって株価も上昇しています。
現金ではありますが株価は円安を好感しており、市場は円の安さしか見ていない様に感じます。
またTOPIXは1978.70ポイントと非常に強くなっており、
チャート上では200日移動平均線を2日連続で超えています。
これは昨年11月や12月の水準まで戻ってきています。
株式を見ると、自社株買いを発表した7203 トヨタ自動車は2.9%の上昇となっています。
トヨタ自動車は1円円安となると400億円儲かる状況となっており、
こういった円安で恩恵を大きく受ける企業が沢山出てきているのも今の日本株の強さだと思います。
またエネルギー株の代表的なところで、1605 INPEXも1.9%の上昇で年初来高値を更新しました。
ここまで上昇しても、まだ配当利回りが3.6%もある銘柄となっています。
5541 大平洋金属も12%の上昇となっており、年初来高値を更新しました。
一方で海運株の軟調が目立ちます。
9107 川崎汽船は9.6%の下落、9101 日本郵船は7.2%の下落、
9104 商船三井は7.7%の下落となりました。
米国では直近の高官の発言でタカ派が相次いでいます。
それにより米国の金利は上昇しており、日米の金利差が広がり続けています。
この日米の金利差もドル円の円安を拡大している要因の一つだと思います。
野村証券が7年ぶりとなる海外キャラバン隊を実施するということで話題になっています。
2015年1月のアベノミクス相場以来となる海外キャラバン隊で、
29日から欧米5か国の海外投資家に日本株を売り込むマーケティングを実施します。
野村証券がキャラバン隊で紹介する有望株は大型株が多く、良い銘柄だと思うので、
野村キャラバン隊銘柄としてこれから監視していきたいところです。
図の日経平均株価のチャートを見ると上放れ並び赤が出現しています。
これは酒田五法というチャートパターンの一つで、
窓を開けて陽線が似たような長さで2つ並んでいる状態を指します。
そしてこの上放れ並び赤は非常に強い買いシグナルです。
前日の高値から大きく下落したが、
日中にその下落分をカバーして高値引けしている強さがこの並び赤の形状を示しており、
前日大きく上昇して窓を開けて一服するかと思いきやさらに上昇した強さが
この上放れ並び赤の真の強さの状況だと思います。
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