関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
4日の日経平均株価は27,736円と反発となりました。
市場再編初日となりましたが、算出エラーなどのトラブルもなくスムーズに市場はスタートしました。
プライム市場へは1839社、スタンダード市場へは1466社、グロース市場へは466社が移行となりました。
特にグロース市場は非常に上昇しており、出だしは好調の様に感じました。
株式を見るとグロース市場が非常に活発だった印象があります。
ストップ高銘柄13銘柄の内、10銘柄がグロース市場のものでした。
その中でも4475 HENNGEは4.4%の上昇で、売買代金も上位となっていました。
ただ全体の売買代金は2兆円とボリュームが足りないので、
このまま市場再編の波に乗って日本株が盛り上がっていくのは難しい様に感じました。
中小型株あるいは新興グロース株は上昇しそうな気配はありますが、
短期ラリー後の下落をイメージしています。
世界ではオーストラリアのニッケル株とリチウム株が狂い上げしています。
商品市場は少し鳴りを潜めていますが、商品の株が上昇してきている様です。
1605 INPEXが核融合発電に参入するということで話題になっています。
核融合実験炉を実現しようとする超大型国際プロジェクト「ITER」があり、
この計画が2025年の運転開始を目指して進められています。
もしこの計画が成功すれば気候変動問題解決の大きな一歩となります。
そして日本が核融合炉開発の中心地になる理由として、
核融合炉にはジャイロトロンという機器を使いますが、
ITERで利用する規模のジャイロトロンを開発・製造ができるのが日本とロシアぐらいだからです。
そして今ロシアは世界から切り離されているので、日本にとって大きなチャンスだと思います。
4日の日経平均VIは18.72ポイントなり、大発会以来の楽観水準となりました。
この図を見てみると20ポイントを割って楽観モードになると、
約1ヶ月ぐらいは楽観状態は続きますが、その後大きくボラティリティが上昇しています。
「暴落は楽観から始まる」という言葉の様に、
4月いっぱい強かったとしてもその後かなりの急落が来るのではないかと思います。
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