関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
5日の日経平均株価は27,787円と続伸となりました。
日経平均は一旦落ち着いて、中小型株が上がっていくサイクルに入った様に感じます。
グロース市場に割り切った資金が流れている状況だと思います。
株式を見ると、全市場値上がり率ランキングをグロース市場の銘柄が多く占めています。
例えば4484 ランサーズは11.1%の上昇で年初来高値を更新しました。
7342 ウェルスナビも15%の上昇で年初来高値を更新し、4479 マクアケは15.1%の上昇となりました。
反対に9432 日本電信電話(NTT)や9433 KDDIなど配当金や配当利回りが高い大型株が中心的に売られていました。
これは大型株売り・グロース株買いの循環物色の流れが出ています。
3月までの大型株買い・グロース株売りの流れから一転した形となっています。
9984 ソフトバンクグループが2.6%の上昇で年初来高値を更新しました。
この上昇はソフトバンクグループの悪いニュースが出たことで、悪材料出尽くしと判断されたからです。
米国ではイーロン・マスク氏がTwitterの筆頭株主になったことをきっかけに、
成長株が見直されて、NASDAQが1.9%の上昇となりました。
このNASDAQの上昇の影響もあってグロース市場が上昇した様に思います。
なので5日の相場は孫 正義氏とイーロン・マスク氏の2人が牽引していたと思います。
図は日経平均週足と100日移動平均線と200日移動平均線のチャートです。
青色の線が100日移動平均線で赤色の線が200日移動平均線です。
100日移動平均線と200日移動平均線がゴールデンクロスして約8年になりますが、
100日移動平均線と200日移動平均線の間に日経平均株価があるときは、
だいだい押し目になりやすい傾向があります。
ただ今回も100日移動平均線と200日移動平均線の間に入って抜けてきましたが、
昨年9月から引かれている上値抵抗線に圧されている状況となっています。
日経平均VIが20ポイントを割り込んで、
日経平均が高値更新しなかったケースは中々ないので、
短期的には株価ラリーが期待されますが、およそ1ヶ月以内には楽観の極みから暴落が起きやすいと考えています。
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